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『ハンザ・テウトニカ BIG BOX』日本語版、1月上旬発売

ホビージャパンは1月上旬、『ハンザ・テウトニカ BIG BOX(Hansa Teutonica Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.シュテディンク、、3~5人用、12歳以上、45~90分、6500円(税別)。

2009年にアルゲントゥム出版(ドイツ)から発売された交易ゲームに、拡張ゲームマップ「東欧」「ブリタニア」、拡張セット『皇帝の恩恵』を加えてコンプリートセット。オリジナルは今年ペガサスシュピーレから発売された。中世のドイツ北部を中心に栄えた都市同盟「ハンザ同盟」の中で、商人となって名声を競う。

ゲームはアクションポイント制によるルートビルディングで、手下のコマを道に置き、道がいっぱいになったらその両脇の都市のどちらかに交易所を建てたり、そこに落ちているチップを獲得したり、新しい交易能力を獲得したりする。手下のコマはどこにでも置くことができ、ほかプレイヤーを妨害したり、追い出されたときの補償をもらったりする。

交易能力は5種類あり、盤上の都市でレベルを上げることができる。商館ネットワークの価値を上げる「鍵」、アクションポイントを増やす「手紙」、商館を建てられる場所を増やす「地位」、手下の移動を増やすほか、上級の手下が手に入る「本」、手下の補充を増やす「巾着袋」がある。どれも疎かにできないし、最高レベルまで上げれば得点にもなるが、交易所が疎かにならないよう注意が必要だ。

能力はプレイヤーボードで管理される。成長して今までできなかったことができるようになる楽しみと、盤上で繰り広げられるルートビルディングのインタラクションで、発売10年以上経っても色褪せない作品。拡張セットも入れて末永く遊び続けられるだろう。

内容物:ゲームボード 3枚、プレイヤーボード 5枚、タイル 21枚、カード 9枚、木製マーカー 156個、得点記録用紙 1冊、ルールブック 1冊

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セリフでかるた取り『ナンテッタ』12月18日発売

すごろくやは12月18日、セリフかるた取りゲーム『ナンテッタ』を発売した。ゲームデザイン・吉田昌乗(タンサンファブリーク)、イラスト・新井洋行、3~7人用、4歳以上、10分、1800円(税別)。

セリフで漫画の一コマを取る『ヒットマンガ』(2010年)のキッズ版。イラストは『れいぞうこ』や『おしいれ』などの作品がある人気絵本作家が手掛けた。場に並んだカードのうち1枚を読み手が心の中で選び、そのカードに描かれた吹き出しに入りそうなセリフを考えて発表するので、セリフを頼りに合っていそうなカードを素早く取る。

読み手の意図を当てるには、描かれたキャラクターの表情や、置かれている状況をよく観察して想像することが必要。読み手の口ぶりもヒントになるかもしれない。先に5枚獲得した人の勝ちとなる。

絵本から出てきたようなイラストは単純なようでいてさまざまな感情移入ができ、子どもだけでなく大人も感性と表現力が刺激されるだろう。

すごろくや:ナンテッタ