Posted in ゲーム賞

国際ゲーマーズ賞2020に『バラージ』

国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は22日、シュピール・デジタル期間中に合わせて、今年の大賞作品を発表し、受賞者のインタビューを公開した。16日に発表されていたファイナリスト5タイトルから、『バラージ』が大賞に選ばれた。
『バラージ』はクラニオ・クリエーションズ(イタリア)が昨秋発売した作品で、架空のヨーロッパの山間部を舞台に、国営企業のCEOとなり、ダムによる水力発電によってエネルギー開発を競うワーカープレイスメントゲーム。日本語版はテンデイズゲームズから発売されている。
オンライン受賞者インタビューではデザイナーのトマソ・バティスタ氏とシモーネ・ルチアーニ氏、クラニオ・クリエーションズの編集者ジュリアーノ・アクアティ氏が登場。キックスターターの利用など、ゲームができるまでの経緯や、次回作の予定などを語っている。
【国際ゲーマーズ賞2020】


バラージ
(Barrage / S.ルチアーニ&T.バティスタ / クラニオ・クリエーションズ)
Posted in 国産新作ゲーム

マーダーミステリーゲーム『魔女は黄昏の鐘に消える』『あの夏の囚人』11月20日発売

グループSNE/cosaicは11月20日、マーダーミステリーゲーム『魔女は黄昏の鐘に消える』(ゲームデザイン・秋田みやび、6~7人用、15歳以上、150分)と『あの夏の囚人』(ゲームデザイン・秋口ぎぐる&桜井理人、8~9人用、15歳以上、180分)を発売する。アートワーク・タンサン、各3200円(税別)。
大阪のマーダーミステリー専門店「フーダニット」で公演されている同社のパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第6弾・第7弾。ゲームマスターなしでプレイできる。デザインを手掛けた秋田みやび氏はグループSNE所属の小説家でソードワールドノベルなどの作品があり、秋口氏と桜井氏のコンビは『人狼村の祝祭』以来となる。
『魔女は黄昏の鐘に消える』は7年前に閉鎖された女学院の旧館が舞台。かつて美しい鐘の音を響かせていたチャペルで、一人の魔女が姿を消したといわれている。閉じられた旧館で再び鐘の音が鳴り響いた日、一人の男が死体となって発見された。その日偶然集った7人の男女。しかし扉は開かず、旧館に閉じ込められる。彼らの目的は? 犯人は誰なのか? 消えた魔女が再び現れたのか? 校内のマップや情報サイト、さまざまなギミックが魅力だ。
majohatasogareno.jpg
『あの夏の囚人』は、自分が死者であることに気づいている青年が主人公。だが自分が死ぬ数日前までの記憶がない。幸い、葬儀には旧友たちが久しぶりに集まってくれている。彼らの力を借りれば、自分が死んだ理由がわかるかもしれない……。13年前の「あの夏」に囚われた若者たちが織りなす、追憶と再生の物語が始まる。幽霊プレイヤーによる「他人の手札の閲覧」ルール、漁船による「小島の探索」ルールといったギミックが新しい。

MYSTERY PARTY IN THE BOX 公式サイト