流行に乗り遅れるな!『トレンディ』日本語版、1月15日発売
オリジナルは2000年、シュピールシュパース社(ドイツ)から発売された。その後テーマを変えたリメイク『クレイジーダービー』が2004年にラベンスバーガー社から発売されているが、オリジナルテーマでリメイクされるのは21年間で初となる。5種類のブランドについて流行を仕掛ける。
手番には自分の前に1枚ずつ出していき、場全体でカードに書かれた数字分(「7」なら7枚)だけカードが出ればそのブランドはブレイクして得点。何枚でブレイクするかはブランドによって異なり、他のプレイヤーにうまく相乗りできるかがこのゲームのテーマでもあり、勝敗のカギともなっている。
特殊カードとして一気に手番を早めるスーパーモデルカード、流行の兆しを潰すアウトカードが入っており、展開を読めなくさせる。
タンサンによる80年代後半~90年代前半の雑誌をイメージさせるイラストは懐かしくも新しいデザイン。カードイラストもブランドごとにコーディネートし、オールユニークとなっている。
テンションでマッチング!『アクションスケール:一から獣まで』日本語版、2月上旬発売
キックスターターから大ヒットを飛ばした『こねこばくはつ』の発売元が送るパーティーゲーム。オリジナルは2019年に発売された。デザインは『ザ・マインド』『ウェーブレングス』のヴァルシュ。
「ティラノサウルスになりきる」、「手の届かないかゆいところをかきむしる」、「フラダンサーになりきる」などのモノマネがカードで指示され、それを実際に実行する。しかし同時に1から10までの「強度」レベルがカードで指示されており、1だったらかなり控えめに、10だったらかなり激しくモノマネしなければならない。
自分のレベルと同じレベルでジェスチャーをしているプレイヤーを見つければ得点。手番はなくリアルタイムで進行し、自分と同じレベルのプレイヤーがいないと思ったらレベルカードを引き直す。
内容のバカバカしさは『こねこばくはつ』の折り紙付き。轟音やダンスや鳴き声やヨーデルが入り乱れている中から、自分と同じレベルを見つけ出すことはできるか? モノマネの質は問われず、ただテンションだけで勝負する騒がしいパーティーゲームだ。
内容物:アクションカード 60枚(各色20枚)、レベルカード 79枚、正解トークン(緑)40個、不正解トークン(赤)18個