デッキ脱出ゲームシリーズ『デックスケープ:ベニスの怪盗』日本語版、8月6日発売
60枚のカードデッキだけで遊べる謎解き脱出ゲームシリーズ。オリジナルは2018年、dVジョーキ(イタリア)から発売されたもので、『デックスケープ:実験の時』に続いて日本語版が発売される。全員協力して、カードを1枚ずつめくって謎を解いていくタイプの脱出ゲームで、途中でアイテムを入手すると使えるようになり、選択によってマルチエンディングになる。
引退したプロの泥棒たちが謎の手紙によってベネチアに招かれ、世界最古のカジノに忍び込んで10億ユーロを盗もうとする。ひとりひとりが特殊なスキルや能力を持っているが、予期せぬ出来事が起こればミッション全体が危険にさらされる。カジノの複雑なセキュリティシステムを克服して、戦利品を持って逃げ出すことができるだろうか?
閻魔を騙して徳を積む『えんまの宮殿』7月15日発売
同社が発行する書籍『キャラ絵で学ぶ! 地獄図鑑』のスピンアウト作品。ゲームデザインにはボードゲームカフェのチェーン店を展開するJELLY JELLY GAMESがあたった。ブラフと計算でえんま大王が選ぶ地獄をできるだけ軽減し、誰よりも多い徳ポイントを獲得して極楽浄土を目指す。
交替で1人のプレイヤーがえんま大王役を務め、ほかのプレイヤーは亡者となる。亡者役のプレイヤーはそれぞれカードを3枚ずつ引いて、そのうち1枚をえんま大王に見せて「申告」。えんま大王役のプレイヤーは申告されたカードをもとに残り2枚を予想して、対応する地獄(等活地獄~阿鼻地獄)にプレイヤーコマを置く。
その後で手札を公開して、えんま大王は予想が当たっていれば得点。亡者は申告の得点などが得点、えんま大王に当てられれば失点となる。えんま大王役を2回ずつ行って合計点を競う。
亡者は悪行を隠蔽して得点を狙うが、えんま大王が浄玻璃の鏡でもう1枚公開させることもあるので注意が必要。一方、正直に申告したのにえんま大王が疑った場合、得点が増えることもある。果たしてえんま大王は騙せるのだろうか?