投稿者: おの
「サムライ」PC版登場
クニツィアが日本の戦国時代を題材にした陣取りゲーム「サムライ」のPC版(英語)が今春発売され、「IYEYASU」や「ASHIKAGA」との息詰まるような争奪戦がひとりでも楽しめるようになりました。「サムライ」は日本各地にある米、仏像、カブトを勢力争いでバランスよく集めていく戦略性の高いゲームです。…
Games We Play トップ10
Games We Playがサークル内の投票で1993年から行っているベストゲームトップ10の2003年分を発表しました。新作だけでなく旧作も含めてベストゲームを出しているところがポイントです。2年連続トップだった「カタンの開拓者」が「プエルトリコ」に座を明渡しました。新作ではプエルトリコのほか、ノ…
フェドゥッティ、ムーンと合作
「操り人形」の作者フェドゥッティは、アラン・R・ムーンと合作で新作「オーク―勇敢なる者たちへ(De l’Orc pour les braves)」を発売する予定であることを発表しました。盗賊・オーク・スケルトン・ゴブリンを一斉に交換して戦力を揃えます。その後カードを順番に出して勝敗を決…
プエルトリコ〜ゲームのテーマについて(2)
「忘れちまったのか? オレたちの国は何もなくても世界一の国さ!」 (ウェストサイド・ストーリー) プエルトリコ(Puerto Rico)は、ゲームフリークをターゲットにしたラベンスバーガーの新ブランド、アレアから2002年に発売されました。試作段階から非常に評判で、ドイツゲーム賞金賞、エッセン金の羽…
2002年を振り返る
2002年は、国内外のボードゲーム界でほんとうにいろいろなことがありました。そこで、2002年のボードゲームシーンで最も心に残ったニュース・出来事を2002年末にインターネットで投票していただきました。投票総数:31票で結果は以下の通りです。 順位 票数 1位 20世紀ボードゲーム界の旗手シド・サ…
クニツィアの指輪カードゲーム第2弾
ラベンスバーガー社は映画公開にあわせて「ロード・オブ・ザ・リング〜2つの塔カードゲーム」を発売しました。昨年の年間ゲーム大賞でノミネートされた「ロード・オブ・ザ・リング〜旅の仲間カードゲーム」に引き続いて、クニツィアのデザインです。カードを並べて勝利ポイントを獲得していくという点で前作を継承してい…
エッセンの評価2:やはり小メーカー善戦
ドイツ大手ゲームサイトSpielbarでは、エッセン国際ゲーム祭2002で発売された新作を対象に、メール投票を行いました。125通の応募の結果、76位までの順位が発表されました。上位は以下の通り。ドイツのメジャーメーカーは影を潜め、代わって中小メーカーと、ドイツ国外メーカーが入りました。(Spie…
プエルトリコ新建物
リオグランデ社はは、一般公募で選ばれたプエルトリコの新建物14と新しい地形を英語版・画像付きのPDFファイルで公表しました。これに伴い、国内でも数サイトで翻訳が行われ、感想がアップされ始めました。これも今年のプエルトリコ人気を物語るものだと言えるでしょう。(Rio Grande Games) ・…
アメリカからクニツィアの新作
近年ドイツ系ゲームを盛んに発表しているアウト・オブ・ザ・ボックス社では、クニツィアの新作「甘いささやき(Wheedle)」を12月16日に発売すると発表しました。「ピット」のように一斉に株券カードを交換し、同じ種類のカードで最大多数をとることをめざします。しかし中には破産する会社もあり、その株券は…
ルール和訳のコツ
日本は翻訳大国と呼ばれるほど、さまざまな種類の和訳があります。古今東西、文学作品から説明書まで、日本人はなかなか好奇心旺盛と見えて、本屋に行けば数え切れない和訳を見つけられることでしょう。 海外、特にドイツのボードゲームも、ほとんどの場合和訳ルールが必要です。セレクタなど、まれに日本語ルールが付いて…