ギリシャの新興出版社、ファンタジアゲームズがキックスタータを経て製品化した今秋の新作。社内チームでデザインし、イラストは『エバーデール』のボスレイと『エルドラドを探して』のデュトレが手掛けた。1900年代初頭、精神分析学者S.フロイトの元に集まったメンバーの一員となり、名声を競う。新しい治療技術を開発し、診療所を設立し、顧客を増やそう。
手番には中央のミーティングテーブルにアイデアトークン(ワーカー)を配置し、自分のノート(プレイヤーボード)にタイルを追加したり、カードをドラフトしてプレイしたり、ウィーンの街を移動したりといったアクションを行う。置く場所によってロンデルが進み、プレイヤーボードのタイルが発動する。さまざまなアクションを連鎖させるには、自分のノートを上手に作ることが重要。
自分のインサイト(洞察)を深めれば、潜在意識の中の「顕在夢」と「潜在夢」を用いた患者の診察ができるようになる。多くの患者を治療すれば、治療済みの患者の助けを表す透明レイヤーが解除され、特殊能力やボーナス得点が得られる。
さらには研究や論文も発表することで名声が上がる。フロイト一派の名声が確立したらゲームは終了し、得点の最も多いプレイヤーが勝者となる。
ワーカープレイスメントとエンジンビルド、ロンデルといった要素を備えたユーロゲーム風の作品。著名イラストレーターのアートワークに加え、存在感抜群のインクポットや細やかなコマなど、コンポーネントにもこだわっている。
内容物:討論室ボード 1枚、市街図ボード 1枚、論文タイル 9枚、地区トークン 24個、ノートタイル 60枚、場所別目標タイル 7枚、フロイトコマ 1個、フロイト名声マーカー 1個、悲嘆レイヤー 24枚、初期悲嘆レイヤー 5枚、分配ボックス 1個、オフィスルームカード 4枚、一般患者カード 12枚、症例研究患者カード 12枚、潜在夢カード 24枚、顕在夢カード 24枚、研究カード 36枚、プレイヤーボード 4枚、洞察ダイヤル 4個、オフィスボード 4枚、教授コマ 4個、アイデアトークン 24個、治療マーカー 8個、名声マーカー 4個、得点マーカー 4個、洞察トークン 52個、インクポット 4個、ハート形ボックスマーカー 4個、コーヒーマーカー 4個、開始プレイヤーマーカー 1個、名案トークン 20個、早見表カード 4枚、ルール説明書 1冊、ジャーナリストコマ 1個、花火コマ 1個、場所ボーナスタイル 6枚、討論室カード 16枚、イド用ノートタイル 9枚、一般患者オーバーレイタイル 4枚、症例研究患者オーバーレイタイル 4枚、インクポットマスオーバーレイトークン 1個、矢印トークン 1個、ソロモード用ルール説明書 1冊、ソロモード用早見表カード 1枚、転換早見表カード 1枚(カードサイズ:91mm×59mm 30枚、112mm×61mm 48枚、67mm×44mm 52枚)