1983年以来、コロナ禍による1回の中止を挟んで40回目を迎え、ボードゲームメインでは世界最大のイベント。56カ国(新規はエジプト、アイスランド、モンテネグロ、アラブ首長国連邦)から935団体が1745タイトルの新作を出展し、62500㎡(昨年比+12500㎡)の会場に18万人(昨年比+33000人)の参加を見込む。
シュピールを長年主催してきたフリードヘルム・メルツ社のD.メツラー氏は引退。記者会見でははじめにメツラー氏のビデオが上映され、功績が称えられた。新しい体制で臨む今回は、ロゴを新しくし、公式キャラクター「ウィープル」(名称を一般公募)を作った。
今年からホールはジャンル別に分かれ、TRPG+ミニチュア+TCG、ファミリー、ファミリー+中級、中級+エキスパートに区分されている。また、会期中はシュピール40年を振り返るトークセッション、ボードゲームと教育についてのフォーラム、試作品をテストプレイするコーナーなどが開かれる。
8月に上位3作品が発表されていたドイツゲーム賞には『プラネット・アンノウン』、ベストキッズゲームには『ミステリウムキッズ』が選ばれた。
今年もどんな作品が出るのか楽しみです!