2014年に発売され、しばらく絶版となっていた少人数(基本2人用)ワーカープレイスメントゲームに、2017年発売の拡張セット『紅茶と交易』を同梱した。作者の父親の故郷を舞台にしたワーカープレイスメントで、各プレイヤーは自分の居住地ボードと納屋ボードをもち、夏冬9シーズンにわたって発展させる。季節によってアクションスペースが変わるのが特徴。
資材を集めて建物を建て、家畜を増やして得点を上げ、旅の目的地に運搬車でアイテムを届けることで勝利点を競う。さまざまな建物の効果で有利に進めたいところだが、建設地は湿原を乾燥させて泥炭を全て取り出すか、堤防ラインを海辺に移して作らなければならない。拡張セットでは水路や船による交易、新たな資源「紅茶」といった要素が入って、さらに戦略の幅が広がる。
(写真は海外版)