『ブラス』『ウントチュース』のウォレスがデザインし、コスモス社(ドイツ)から2011年に発売された作品。サニーバードの『トリックマイスター』に続く名作小箱シリーズ第2弾に位置づけられ、別府さい氏によるオリジナルのアートワークで復刻した。
ペンギンカードでマストフォロー・ターン順のオークションを行い、競り落としたら氷カードを、競り落とせなかったら入札に使ったペンギンカードを入手する(捨ててもよい)。氷カードの山札からゲーム終了カードが出たら終わりで、氷カードの数まで、ペンギンカードのペンギンが得点になる。ペンギンを多く取りすぎれば失点になってしまう。
オークションを適度に勝って適度に負けるコントロールと、それを阻む手札の制限や他のプレイヤーの思惑が混じり合ってドラマが生まれる作品。日本語版オリジナルのファミリールール用のペンギントークンが入り、より遊びやすくなっている。
フォレショレ(Volle Scholle / Wallace / Sunny Bird)
スート縛りありで何枚でも出せるオークションで氷カードを落札。負けたら出したカードのペンギンをもらい、氷カードに乗ったペンギンが得点になる。サドンデスなので安全にいくか一か八かいくかで迷う(木駒別売)。#超新作体験会 pic.twitter.com/1U1OMXNBwc— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 12, 2023