『ディープブルー』や『コペンハーゲン』などの作品があるデンマーク人デザイナーコンビによる作品で、デイズオブワンダー社(フランス)から2022年に発売された。1960年代を舞台にしたレトロ感漂うモータースポーツレースゲーム。
ラウンド毎にギアをシフトし、それによりこのラウンドでプレイするカードの枚数を増減させる。7枚の手札からカードを選び、前にいるレースカーから公開してその数だけ進める。
コーナーには制限速度があり、超過するとヒートカードを使うか、さもなければスピンしてしまう。使ったヒートカードはデッキに入り、クールダウンで取り除かれるまで手札を圧迫する。規定ラップ数で先にゴールしたプレイヤーが勝利。
アメリカ、フランス、イタリア、イギリスの4コースが付属するほか、マシンをカスタマイズできるガレージモジュール、1人からの少人数でも楽しめるレジェンドモジュール、コースに変化をもたらす天候と路面状況モジュール、複数ゲームで戦うチャンピオンシップルール、競技性の高いトーナメントモードもあり、さまざまなレースが楽しめる。
内容物:大型両面印刷ボード 2枚(4コース)、コースカード 4枚、レースカー 6台(対応色のギアポーンつき)、プレイヤーマット 6枚、スピードカード 72枚、ヒートカード 48枚、ストレスカード 37枚、改良カード 114枚、スポンサーシップカード 35枚、レジェンドカード 10枚、イベントカード 10枚、レジェンドマット 1枚、チャンピオンシップマット 1枚、天候トークン 6個、路面状況トークン 12個、プレス席スタンド 2つ、スコアシート 1冊、ルールブック 2部
ヒート(Heat: Pedal to the Metal / Granerud, Pedersen / DoW, 2022)
ギアで決めた数だけ手札をプレイしてマシンを進める。コーナーには制限速度があり、超過するとヒートカードがデッキに入る。ヒートカードがなくなるとスピンするので、適宜冷却して戻しつつ、ここぞというところで一気に進める。 pic.twitter.com/91Q89pwiGI— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 2, 2023