いくつでも進める秘宝集め競争『ツタンカーメン』日本語版、10月29日発売

グループSNEは10月29日、ゲームマーケット2022秋にて『ツタンカーメン(Tutanchamun)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、アートワーク:ちゅぱみ、2~6人用、8歳以上、30分、3520円(税込)。

オリジナルは1993年、アミーゴ社から発売された作品で、同年にドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞2位という好評価を得ている。英語版はアウトウブザボックス社が2004年に発売しており、輸入版が国内流通していたが絶版になって久しい。考古学者となり、ナイル川に眠る秘宝を誰よりも多く集める。

秘宝タイルをランダムに並べてスタート。手番には、自分のコマを好きなだけ進めて移動先のタイルを獲得する。どこまででもコマを進めることはできるが、戻ることはできないところがポイントで、ほしいタイルを先に取るか、残り物をたくさん集めるかの選択に迫られる。このメカニクスは『ビッグポイント(バイツ)(2008年)』や『東海道(2012年)』にも用いられた。

8点の秘宝は8枚、6点の秘宝は6枚……1点の秘宝は1枚あり、種類別に一番多く取った人がその点数、2番目に多く取った人がその半分をもらえる。この他に他プレイヤーの秘宝を買い取るコイン,枚数がタイのときに1位になれるファラオ,そしてゴールに置かれているジョーカーがあり、枚数のマジョリティ競争もまた悩ましい。

1993年発売当時の「クラシックルール」のほか、デザイナーおすすめの「モダンルール」も収録し、異なったプレイ感で楽しめるようになっている。

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