黒死病から市民を救え『メッシーナ1347』日本語版、9月下旬発売

数寄ゲームズは9月下旬、『メッシーナ1347(Messina 1347)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.F.アパリシオ&V.スヒィ、イラスト:M.ペイチル、1~4人用、12歳以上、60~140分、8800円(税込)。数寄ゲームズの公式サイトにて9月13日から先行発売。

オリジナルは昨秋、デリシャスゲームズ(チェコ)から発売された作品。『アンダーウォーターシティ』『プラハ 王国の首都』に続くゲーマーズゲームで、ボードゲームギークのエッセン注目作ランキングで1位を獲得している。イタリアのシチリア島にある港町メッシーナで、有力な貴族たちが蔓延する黒死病の脅威と戦い、街の復興に尽力するという、コロナ禍の現代にも通じるテーマの作品だ。

ワーカープレイスメントでさまざまなアクションを行うが、アクションスペースにいる市民(「職人」「修道女」「貴族」の3種類)を救助し、職業に応じて自領(プレイヤーボード)や作業所(共通ボード)に避難させると、特別アクションや収入をもたらすところが特徴。疫病になった市民も、回復するまで隔離小屋に配置する。こうして得られた収入で街区を再開発し、名声を競う。

得点手段やボーナスがプレイヤーによって変わる非対称プレイヤーボード(バリアントルール)、仮想プレイヤーがランダムにアクションスペースを塞いでくる中で目標得点を目指すソロモードもついて、じっくり遊ぶことができる。

数寄ゲームズ:メッシーナ1347日本語版

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