KADOKAWAの漫画誌『ハルタ』で連載され、単行本12巻まで発売されている人気コミックをテーマにし、鈴木銀一郎氏の名作カードゲーム『モンスターメーカー』のメカニクスをベースにカナイセイジ氏がデザインしたボードゲーム。
『モンスターメーカー』は1988年に翔企画より発売され、続編を含めて12作品が発売され、幅広くメディア展開されるなど人気を博した。ここから「迷宮を進み、財宝を得てゴールすることが目的」「相手の迷宮にモンスターを送り込んで探索を邪魔する」「多彩なキャラクターを使ってモンスターを倒す」といった基本部分を引き継いだ。
各プレイヤーは冒険者パーティをひとつ選び、迷宮を探索して中ボス「キメラ・ファリン」とラスボス「狂乱の魔術師シスル」を倒すことを目指す。倒したモンスターを倒して食料にできるところがこのゲームのポイント。モンスターには「弱いけど調理した際にお得」なものや、「強いけど調理できない」ものなど、さまざまな種類があり、モンスターによっては、むしろ自分の迷宮に登場させるという選択もあり得る。
5つのパーティー(ライオス、シュロー、タンス、カブルー、カナリア隊)やモンスターのほか、迷宮の不思議な効果やアイテムは原作を踏襲。さらに、パッケージイラストと28種のキャラクターカードは原作者による描きおろしで、原作を読んだことがあるとより楽しめるようになっている。
発売を記念して9月5日より、九井諒子氏・九月姫氏・平尾リョウ氏のイラストミニ色紙が当たるTwitterキャンペーンがアークライト公式アカウントで行われる。
内容物:迷宮カード 125枚(探索カード 75 枚、モンスター遭遇カード 30 枚、イベントカード 15 枚、逃走カード 5 枚)、キャラクターカード 28枚、モンスターカード 30枚、ボスモンスターカード 2枚、アイテムカード 20枚、ゲーム進行カード 5枚、迷宮浅部/迷宮深部タイル 5枚、食糧/貨幣トークン 53個、魔力トークン 36個、剣トークン 1個、6面体ダイス 6個、遊び方説明書 1冊
©Ryoko Kui 2022
モンスターイーター ~ダンジョン飯 ボードゲーム~(鈴木銀一郎&カナイセイジ/アークライト, 2022)
カードプレイでダンジョンを進み、モンスターを倒して調理する。カードプレイは引き運、戦闘と調理はダイス運で運の要素が非常に大きい。ライオスのパーティーでレッドドラゴンを倒せないまま終了 pic.twitter.com/PK3PWihe1Q— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) February 27, 2023