それ自体がアート
16枚のアクリルタイルは幾何学模様が施されており、4×4のサイズの額縁に並べる。向きも個数も自由にしてよいルールと、4×4でぴっちり並べるルールがあるが、後者でプレイした。要らない模様は裏返しにするとブランクになるので、わりと表現しやすい。
オレンジ色のフェルトと洗濯ばさみも、自由に並べるルールと、洗濯ばさみはフェルトや他の洗濯ばさみを挟んで使うルールがあるが、後者でプレイ。こちらもフェルトに曲線が含まれているので表現しやすかった。
基本セットは上級者ルールで。一番難しいのはカードで、これだけピクチャライズではなくイメージ連想になっているため、誤解が生まれやすく、6人中1人でも正解できたら御の字というくらい。逆にほかの表現方法は、上級者ルールでも基本的に全員正解できた。
6人プレイで90分。オレンジの2セットを入れて、基本セットから靴ひも抜き。全員の作品を鑑賞して写真を見比べるので時間はかかるが、ピクチャーズ脳になってしまた私たちにとってはもはや(カード以外)当てて当然で、各作品の美術的な出来栄えを褒め称え合うのが楽しかった。
Pictures: Orange
ゲームデザイン:D.シュテーア&C.シュテーア/アートワーク:D.マイヤー
PD出版(2021年)
3~6人用/14歳以上/30分