ダイブ!(Dive)

サメは上から何枚目?

透明の海洋シートが重ねられているのを上から見て、何枚目にサメ・ウミガメ・マンタがいるかを目測し、トークンを置いてプロットする視覚ゲーム。シットダウン!(ベルギー)から今春発売され、日本語版も出ている。アナログならではのギミックに心躍る。

毎ラウンド、上から5枚のどこにサメがいるかを目測し、ついたての裏にコマを置く。全員のプロットが終わったら、1枚ずつ海洋シートをめくって、サメの予想が外れればラウンド脱落、ウミガメやマンタがいればプロットした数字の大きい人が追加で進める。どれくらい進んだかは潜水ボードで記録し、最初にゴールに達したプレイヤーが勝者。

目測が難しいゲームかなと思っていたが、意外と当たるもので、正解率は誰でも8割ぐらいいくようだ。その分、相手の正解率をお互いに下げようとしてあることないことを言う。こうして透明シートを皆でためつすがめつ眺めながら、あーだこーだ言い合うのが楽しい。「3枚目にいるよ絶対」とか言って4枚目にサメプロットし、蓋を開けてみたら本当に3枚目だったり。でも終盤、ここぞというときには本気になって凝視したり、角度を変えたりとつい真剣になってしまう。

Dive
ゲームデザイン・R.キャテルジャン&A.ペローン
イラスト・A.ボンヴァル、シットダウン!+アークライト(2021年)
1~4人用/8歳以上/30分

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