アンケート:同居家族とボードゲームする機会


新型コロナウィルスの感染拡大による臨時休校や外出自粛により、自宅にいる時間が増えている昨今、ボードゲームカフェは休業、ボードゲームサークルは会場閉鎖でホビーボードゲーマーにとっては厳しいときが続いている。一方、国内外でボードゲームの売上が増加しているというニュースが入ってくる。購入したボードゲームを遊ぶとすれば、ごくごく親しい友人や家族をおいて他にない。
アンケートでは、同居家族なしと回答した方が22%で、近年の単独世帯割合27%よりやや少ないが、これは回答者の偏りもあるだろう。同居家族がいる場合を100%とすると、以前より「増えた」という方が25%、「減った」が13%、「変わらない」が62%となる。「増えた」という方が4分の1いるのは、自宅にいる時間が増えたことが多かれ少なかれ一因となっているのではないか。
「変わらない」と答えた6割以上の方には、これはもともと遊んでいて今も遊んでいるというケースと、もともと遊んでいなくて今も遊んでいないというケースがあるだろう。後者は工夫次第でつきあってもらえるかもしれない。
拙著『ボードゲームワールド』の巻末トークで、テンデイズゲームズのタナカマ店長が「長く続けるコツは、環境が変わったらすり合わせたり、スタイルを変えて付き合っていくことなんじゃないですかね」と語っている(137ページ)。一足飛びに『テラフォーミング・マーズ』を遊ぶのではなく、20~30分程度のゲームを出してカジュアルに遊んでみてはいかがだろうか。
延々遊んでいられるカードゲーム『ラマ』(2~6人用/8歳以上/20分/1500円)、美味しそうな見た目で遊びたくなる『もっとホイップを』(2~5人用/8歳以上/20分/2000円)、おしゃれな『ファフニル』(2~4人用/9歳以上/20分/2200円)あたりが当サイトからのオススメだ。

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