言及回数は以下の通り。昨年は『アズール』が22回と席巻したが、今年はゴールデンギーク賞に多選された『ルート』が11回で最多となっている(昨年の『グルームヘイヴン』のポジション)。また昨年も5回以上言及された『ザ・マインド』が今年ドイツ語圏外でも評価され、通算で15回になった。一方、今年の話題作『ウィングスパン』は英語圏で評価されず回数が伸びていない。
- ルート 12回
- テオティワカン:シティオブゴッズ 11回
- ブラス・バーミンガム、クロニクル・オブ・クライム、キーフォージ 8回
- ザ・マインド、西フランク王国の建築家、ジャストワン 7回
- ディテクティブ、ウィングスパン、クアックザルバー 、アンダーウォーターシティーズ、コインブラ 6回
- エバーデール、ニュートン 5回
『ルート』日本語版は現在版元品切れ中。『ブラス・バーミンガム』、『テオティワカン:シティオブゴッズ』、『ザ・マインド』、『西フランク王国の建築家』、『クアックザルバー』、『ウィングスパン』は日本語版が流通している。
ノミネート:ラマ(L.A.M.A)、ワーワード(Werwörter)
推薦リスト:ベルラッティ(Belratti)、ディズル(Dizzle)、イムホテップ・デュエル(Imhotep – Das Duell)、うんちしたのだあれ?(Krasse Kacke)、リーフ(Reef)、シャーロック:7月4日の死亡(Sherlock)
(Preisträger Spiel des Jahres
ノミネート:カルペディエム(Carpe Diem)、ディテクティブ(Detective)
推薦リスト:西フランク王国の建築家(Architecten des Westfrankenreichs)、ローランド(Das Tiefe Land)、ニュートン(Newton)、ペーパーテイルズ(Paper Tales)
(Preisträger Kennerspiel des Jahres
ノミネート:ファブランティカ(Fabulantica)、ゴー・ゲッコー・ゴー!(Go Gecko Go!)
推薦リスト:農夫のなかま(Bauernhofbande)、コンセプト・キッズ(Concept Kids – Tiere)、マジックメイズ・キッズ(Magic Maze Kids)、モンスターマッチ(Monster Match)、モンスターのなかま(Monsterbande)、オクトパス(Octopus)、ぐらぐらしすぎ(Voll Verwackelt)
(Preisträger Kinderspiel des Jahres
2位:深い谷の酒場(Die Tavernen im tiefen Thal)
3位:テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: Die Stadt der Götter)
4位:スピリット・アイランド(Sprit Island)
5位:西フランク王国の建築家(Architekten des Westfrankenreichs)
6位:ディテクティブ(Detective)
7位:アンダーウォーター・シティーズ(Underwater Cities)
8位:ニュートン(Newton)
9位:ジャストワン(Just One)
10位:グルームヘイヴン(Gloomhaven)
キッズゲーム賞:コンセプト・キッズ(Concept Kids – Tier)
(Preisträger Deutscher SpielePreis
2位:ラマ(L.A.M.A)
3位:ジャストワン(Just One)
4位:おろかな牛(Blöde Kuh)
5位:ネイティブ(Natives)
6位:ティッピ・トッピ(Tippi Toppi)
7位:キーフロウ(Key Flow)
8位:キーフォージ(Keyforge)
9位:ピープマッツ(Piepmatz)
10位:カラーズ(Farben)
(À la carte 2018: Krass Kariert
ノミネート:ディテクティブ(Detective)、キーフォージ(Keyforge)
(innoSPIEL Gewinner
ノミネート:イリュージョン(Illusion)、13の手がかり(13 Indizien)
コンプレックス部門:テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan)
ノミネート:コインブラ(Coimbra)、ニュートン(Newton)
(MinD-Spielepreis
ファミリーゲーム部門大賞:深い谷の酒場(Die Tavernen im Tiefen Thal)
ノミネート:スノータイム(Snow Time)、クレーム(Claim)
キッズゲーム部門大賞:キツネとウサギ(Fuchs und Hase)
ノミネート:カラーモンスター(Das Farbenmonster)、ミスターカルーセル(Monsieur Carrousel)
(Spielgrafikpreis GRAF LUDO
一般ストラテジー部門大賞:ルート(Root)
ノミネート:西フランク王国の建築家(Architects of the West Kingdom)、ブラックアウト:香港(Blackout: Hong Kong)、ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)、コインブラ(Coimbra)、故宮(Gùgōng)、ハダラ(Hadara)、ジャストワン(Just One)、キーフロウ(Key Flow)、ニュートン(Newton)、レス・アルカナ(Res Arcana)、テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: City of Gods)、アンダーウォーター・シティーズ(Underwater Cities)、ウィングスパン(Wingspan)
2人用ストラテジー部門大賞:リンカーン(Lincoln)
ノミネート:ゲティスバーグ(Gettysburg)、ケロ(Kero)、キーフォージ(KeyForge)、ナーガ・ラージャ(Nagaraja)、ナポレオンサガ(Napoleon Saga)
(International Gamers Awards
ノミネート:ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)、西フランク王国の建築家(Architects of the West Kingdom)
2人ゲーム部門賞:キーフォージ(KeyForge: Call of the Archons)
ノミネート:デュエロサウル・アイランド(Duelosaur Island)、ウォーチェスト(War Chest)
アート&プレゼンテーション部門賞:ルート(Root)
ノミネート:エバーデール(Everdell)、ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)
カードゲーム部門賞:ザ・マインド(The Mind)
ノミネート:キーフォージ(KeyForge: Call of the Archons)、サンダーストーン・クエスト(Thunderstone Quest)
協力ゲーム部門賞:ザ・マインド(The Mind)
ノミネート:クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)、ディテクティブ(Detective: A Modern Crime Board Game)
拡張部門賞:サイズ-大鎌戦役-:フェンリス襲来(The Rise of Fenris)
ノミネート:テラフォーミング・マーズ:プレリュード(Prelude)、ルート:リバーフォーク(Riverfolk)
ファミリーゲーム部門賞:クアックザルバー(The Quacks of Quedlinburg)
ノミネート:ウェルカムトゥ…(Welcome to…)、ザ・マインド(The Mind)
イノベーティブ部門賞:ルート(Root)
ノミネート:クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)、キーフォージ(KeyForge: Call of the Archons)
パーティーゲーム部門賞:ザ・マインド(The Mind)
ノミネート:デクリプト(Decrypto)、ジャストワン(Just One)
プリント&プレイ部門賞:オーチャード(Orchard: A 9 card solitaire game)
ソロゲーム部門賞:ザッツ・プリティー・クレバー(That’s Pretty Clever)
ノミネート:クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)、ウェルカムトゥ…(Welcome to…)
ストラテジーゲーム部門賞:ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)
ノミネート:ルート(Root)、テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: City of Gods)
テーマチックゲーム部門賞:ルート(Root)
ノミネート:ライジングサン(Rising Sun)、ウェスタンアイランド(Western Legends)
アプリ部門賞:ガンツ・シェーン・クレバー(Ganz schön clever)
ノミネート:サイズ・デジタルエディション、オニタマ(Onitama)
(BGG: 13th Annual Golden Geek Awards Winners for 2018
キッズ部門ヒット:カラーモンスター(Das Farbenmonster)、ヘンペルのソファ(Hempels Sofa)、ミスターカルーセル(Monsieur Carrousel)、リスのお仕事(Purzelbaum)
ファミリー部門ヒット:ハーケンシュラーゲン(Hakenschlagen)、メモファント(Memofant)、銀と金(Silver&Gold)
フレンド部門ヒット:ジンジャーブレッドハウス(Hexenhaus)、メン・アット・ワーク(Men at Work)、スプリングメドウ(Spring Meadow)
フリーク部門ヒット:カルペディエム(Carpe Diem)、リフトオフ(Lift off)、スピリットアイランド(Spirit Island)
特別賞:人質交渉人(Der Unterhändler)
(Österreichischer Spielepreis: Die ausgezeichneten Spiele 2019
クアックザルバー(The Quacks of Quedlinburg)、テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: City of Gods)、ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)
(2018 Meeples Choice Award Winners – Opinionated Gamers
ノミネート:宝島(L’Ile au Trésor)、シャドウズ-アムステルダム(Shadows : Amsterdam)、ソレニア(Solenia)
エキスパートゲーム部門賞:ディテクティブ(Detective)
ノミネート:キーフォージ(Keyforge)、スピリットアイランド(Spirit Island)
キッズゲーム部門賞:ミスターウルフ(Mr. Wolf)
ノミネート:キカフェ(Kikafé ?)、カラーモンスター(Le monstre des couleurs)、ゾンビキッズ(Zombie Kidz)
(L’as d’Or Jeu de l’année 2019 sont… – Actualités – Tric Trac
2位:ウィングスパン(Wingspan)
3位:レス・アルカナ(Res Arcana)
4位:ルート(Root)
5位:ソレニア(Solenia)
6位:ジャストワン(Just One)
7位:ファラオン(Pharaon)
8位:アンダーウォーターシティーズ(Underwater Cities)
9位:リトルタウン(Little Town)
10位:コインブラ(Coimbra)
(Tric Trac d’Or 2018 – Tric Trac
銀賞:ニュートン(Newton)
銅賞:プレヒストリー(Prehistory)
4位:故宮(Gugong)
5位:テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: City of Gods)
6位:コインブラ(Coimbra)
7位:フォルム・トラヤヌム(Forum Trajanum)
8位:ブラックアウト香港(Blackout: Hong Kong)
(Le Diamant d’Or 2019
ノミネート:ガンツ・シェーン・クレバー(Ganz schön clever)、クアックザルバー(Die Quacksalber von Quedlinburg)
エキスパート部門賞:レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー(Raiders of the North Sea)
ノミネート:ジェンテス(Gentes)、ウィングスパン(Wingspan)
(Nederlandse Spellenprijs
2位:デクリプト(Decrypto)
3位:西フランク王国の建築家(Architectes des Royaumes de l’ouest)
4位:テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan : La Cité des Dieux)
5位:クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)
(Swiss Gamers Award: Resultats 2018
大賞:エルドラド(El Dorado)
ノミネート:シティ・オブ・ミスト(City of Mist)、コリオリス(Coriolis Il Terzo Orizzonte)、ヘビーシュガー(Heavy Sugar)、ハウスホールド(HouseHold)、ヴァンパイア(Vampiri: La Masquerade)
(Gioco dell’Anno
大賞:エルドラド(El Dorado)
ノミネート:クリプティド(Cryptid)、イニス(Inis)、マンハッタン(Manhattan)、ガンツ・シェーン・クレバー(Optimus)
(Premio JdA
ノミネート:エアシップシティ-飛行船都市-(Airship City)、ブラックアウト:香港(Blackout Hong Kong)、アンダーウォーター・シティーズ(Underwater Cities)、テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: City of Gods)
(Jogo do Ano – Spiel Portugal – Jogos de Tabuleiro
大賞:ボクサーズ(Krabčáci)
ノミネート:クロニクル・オブ・クライム(Kronika zločinu)、ヌイグルミ騎士団と少女の夢(Plyšová hlídka)
キッズゲーム大賞:うんちしたのだあれ?(Kdo to byl)
ノミネート:とるネコ(Kočičí klub)、スプリング・オン・ア・ストリング(Louka jako vyšitá)
(Hra roku
ファミリーゲーム賞:クランク(Brzdęk!)
ノミネート:アズール(Azul)、デクリプト(Decrypto)、サグラダ(Sagrada)、クアックザルバー(Szarlatani z Pasikurowic)
エキスパートゲーム賞:パルサー2849(Pulsar 2849)
ノミネート:イーオンズ・エンド(Aeon’s End)、アナクロニー(Anachrony)、コインブラ(Coimbra)、ディテクティブ(Detektyw)
キッズゲーム:カタツムリは軟体動物(Ślimaki to mięczaki)
ノミネート:でもサーカス(Ale cyrk!)、カタミノ(Katamino)、マイ・リトル・サイズ(My little Scythe)、パッチワーク・エクスプレス(Patchwork Express)
(Gra Roku: Edycja 2019
ノミネート:ドブル360(Dobble 360)、パジャマドラマ(Pyjama-Drama)
ファミリーゲーム:コンボカラー(Combo Color)
ノミネート:コペンハーゲン(Copenhagen)、VSウィルス(Virus)
パーティーゲーム:ピクショナリー・エア(Pictionary Air)
ノミネート:マキスタック(Maki Stack)、タンプル(Tummple)
ストラテジーゲーム:テラフォーミング・マーズ(Terraforming Mars)
ノミネート:アムール(Amul)、アズール:シントラのステンドグラス(Azul: Stained Glass of Sintra)
(Suomen Leluyhdistys: Vuoden Peli
キッズゲーム:カリブの海賊(Karibiens Guld)
大人ゲーム:トーキョーハイウェイ(Tokyo Highway)
(Spelexperten.com: Årets Spel
ノミネート:クアックザルバー(De Kwakzalvers van Kakelenburg)、ウェルカムトゥ…(Welcome to…)、
エキスパートゲーム賞:ウィングスパン(Wingspan)
ノミネート:故宮(Gugong)、テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: Stad der Goden)
(Gouden Ludo 2019
キッズゲーム:キャプテンリノ・スーパーバトル(Rhino Hero: Super Battle)
ファミリーゲーム:コペンハーゲン(Cøpenhagen)
大人ゲーム:クアックサルバー(The Quacks of Quedlingburg)
協力ゲーム:デクリプト(Decrypto)
エキスパートゲーム:キーフォージ(Keyforge)
審査員特別賞:クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)
(Guldbrikken 2018
ノミネート:ザ・ブリゲード(The Brigade)、ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)
ベストゲームプレイ賞:ザ・ブリゲード(The Brigade)
ノミネート:エバーデール(Everdell)、アエル王国(Kingdom of Aer: Kingmaker)
ベストビジュアル賞:エスケーププラン(Escape Plan)
ノミネート:ルシディティ(Lucidity: Six-Sided Nightmares)、エバーデール(Everdell)
(The Kanga
ノミネート:スネイル・スプリント(Snail Sprint)、ザ・マインド(The Mind)
推薦:ドロップイット(Drop It)、メガランド(Megaland)
戦略ゲーム部門:クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)
ノミネート:西フランク王国の建築家(Architects of the West Kingdom)、陸海空の英雄たち(Heroes of Land, Air, and Sea)
推薦:コインブラ(Coimbra)、クリプティド(Cryptid)
カジュアルゲーム部門:クアックザルバー(The Quacks of Quedlinburg)
ノミネート:シャドウズ・アムステルダム(Shadows: Amsterdam)、スペースベース(Space Base)
推薦:ジャストワン(Just One)、ギズモ(Gizmos)
コンプレックスゲーム部門:ルート(Root)
ノミネート:裏切り者レガシー(Betrayal Legacy)、ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)
推薦:テオティワカン:シティオブゴッズ(Teotihuacan: City of Gods)、故宮(Gùgōng)
(The American Tabletop Awards
ゲーム・オブ・ジ・イヤー:ルート(Root)
ボードゲーム部門賞:ルート(Root)
ノミネート:ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham)、クロニクル・オブ・クライム(Chronicles of Crime)、クリプティド(Cryptid)、エバーデール(Everdell)、ギズモ(Gizmos)、パルサー2849(Pulsar 2849)、ライジングサン(Rising Sun)、スペースベース(Space Base)
カードゲーム部門賞:ザ・マインド(The Mind)
ノミネート:アナトミー・フラックス(Anatomy Fluxx)、チューズ・ユア・オウン・アドベンチャー:ハウス・オブ・デンジャー(Choose Your Own Adventure: House of Danger)、ダークソウルズ:ザ・カードゲーム(Dark Souls: The Card Game)、ゲット・ザ・マクガフィン(Get the MacGuffin)、メイデンズクエスト(Maiden’s Quest)、ヴィレナス(Villainous)
ファミリー部門賞:ティー・ドラゴン・ソサエティ・カードゲーム(The Tea Dragon Society Card Game)
ノミネート:ザ・クライマーズ(The Climbers)、エチドナ・シャッフル(Echidna Shuffle)、ザ・マンスキー・ケイパー(The Mansky Caper)、パントーン:ザ・ゲーム(Pantone: The Game)、スパイクラブ(Spy Club)、ストロベリーニンジャ(Strawberry Ninja)、スーパーキティ・バグ・スラップ(Super Kitty Bug Slap)、私が夢見るとき(When I Dream)
(Origins Awards – Academy of Adventure Gaming Arts & Design
西フランク王国の建築家(Architects of the West Kingdom)、ギズモ(Gizmos)、軍記物(Gunkimono)、プラネット・メーカー(Planet)、ビクトリアン・マスターマインド(Victorian Masterminds)
(Mind Games – American Mensa
大賞:FOGSITE
エキスパート賞:横濱紳商伝デュエル
キッズゲーム賞:ポラリッチ
優秀作品:FILLIT、斯くして我は独裁者に成れり
2次審査通過作品:ジュエルディガー、狩猟の時代、白雪姫のアップルーレット、そっくり星人、宇宙逃げろ第2版、つみきの王子さま、銅と銀の交易者、ドロッセルマイヤーさんの法廷気分、謎解きは形容詞のあとで事件簿、FACTORIA
※赤文字は5回以上の登場