オランダゲーム賞2019に『Welcome to…』『レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー』

オランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)の審査委員会は9日、ユトレヒトで行われているボードゲームイベント「スペレン・スペクタクル」にて今年の大賞作品を発表した。5月に発表されていたノミネート作品2部門各3タイトルから、ファミリー部門は『Welcome to…』、エキスパート部門は『レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー』が選ばれた。
ボードゲームショップ店長、ボードゲームジャーナリスト、ボードゲーム関連団体のメンバーなど10名によって選ばれる賞。かつては大賞1タイトルのみを選んでいたが、2014年から2部門に分けて大賞を発表している。昨年のファミリー部門は『アズール』、エキスパート部門は『ガイアプロジェクト』が選ばれている。対象は過去1年間にオランダでリリースされた新作であるため、オランダ国外で発売されたものは1年遅れでの受賞になることが多い。
『Welcome to…』はフランスのロールアンドライトゲームで日本語版も発売されている。めくられたカードに沿って、全員同時に各自のシートに書き込み、住みよい団地を作る。『レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー』はニュージーランドの戦略ゲームで、バンキングたちが装備を整えて砦を攻略する。
【オランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)2019 受賞作品】
ファミリー部門賞:Welcome to…(Welcome to…)
ノミネート:ガンシュンクレバー(Ganz schön clever)、クアックザルバー(Die Quacksalber von Quedlinburg)
エキスパート部門賞:レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー(Raiders of the North Sea)
ノミネート:ジェンテス(Gentes)、ウィングスパン(Wingspan)
Nederlandse Spellenprijs

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