『アヴェ・ローマ』の作者がデザインし、Aゲームズ(ハンガリー)から2018年に発売された作品。キックスターター発で、1200人が76000ユーロを出資して製品化された。紀元前、石器時代の部族の長となって探索や征服を行い、最も豊かな部族に進歩させることを目指す。
ゲームのメインは「リソースプレイスメント」で、置くものはワーカーではなく資源である。毎ラウンド、春に新しい資源マーカーが手に入り、これをボード中央に配置して特定のアクションを実行する権利を得る。夏には逆順に中央から資源を取り、アクションマーカーとして支払って、採取、狩猟、壁画、儀式などのアクションを実行する。
秋には別ボードのマップ上で移動してテリトリーを広げたり、新しい拠点を設置したり、人口を増やしたり、追加の資源を取ったりして勝利点を上げ、その合計点で勝敗を決める。
1つのキューブを資源とアクションの両方で使い、2つのボードを同時進行するというひねりのきいた作品。キックスターターのストレッチゴールで付属した3種の拡張ルール「略奪部族の襲来」「キャラクター」「追加タイル」が同梱され、ソロプレイにも対応する。
内容物:プレイヤーボード 4枚、タイル類 187 枚、カード類 64 枚、ラウンド概要タイル 1枚、資源/アクショントークン 120 個、回転軸(灰色) 6個、ゲーム盤 1セット、コマ 52 体、ディスク 20 個、手番順マーカー 4個、ルール説明書 1冊 【拡張用内容物】・タイル類 49枚、行動ボード 1枚(※カードサイズ:68 × 44mm)