何だっけこのゲーム?
順番に自分の山札から1枚ずつカードをめくってテーブルの上に出す。同じ絵柄のカード2枚が出現したら、早い者勝ちでそのカードを取るというところは『ツインイット!』通常版と同じだが、イラストが全てボードゲームをあしらったものとなっているところがポイントだ。
知っているボードゲームがあれば、絵柄ではなくボードゲーム名で覚えておくことで、取るスピードが格段にアップする。カードの枚数がどんどん増えていくため、ボードゲーム名がインデックスになるのだ。ボードゲームの知識量が試される、まさにゲーマー向けの作品である。
知識量に差がある場合、ゲームが面白くなくなる可能性もあるが、そのときは個人戦ではなくチーム戦や協力ゲームにするとよいだろう。愛好者なら、カードのイラストをただ眺めているだけでも飽きない。ゲーム名でのかるた取りなど、オリジナルルールで遊んでも面白そうだ。
Twin it: édition jeux de société
ゲームデザイン・N.ソーニエ&R.ソーニエ&T.ヴァルシェー
グラフィックデザイン・T.ヴァルシェー
カクテルゲームズ+ホビージャパン(2019年)
2~6人用/6歳以上/30分