シュピール’19:アミーゴ

ボードゲームの世界最大イベントであるエッセン・シュピール’19が10月24日(木)から4日間にわたって行われる。

このページでは、新作情報を各出版社のウェブサイト、ニュースサイトから翻訳したものである。日本に比較的入りやすく、よく知られている出版社を中心に紹介する。ゲーム名は直訳で、後に輸入販売されるときには別になる可能性もある。

例年1番最初に情報を揃えるアミーゴ社から。発売は9月なので、エッセン・シュピール前に国内発売されるかもしれない。

#マイライフ(#MyLife)
作者不明、イラスト・J.ビンタキース、2~6人用、10歳以上、30分。
イベントカードの手札を1枚ずつドラフトしていって、人生の目的を達成するゲーム。第1ラウンドは10歳まで、第2ラウンドは20歳までというようにライフステージが分けられ、1~100歳のカードを自分の前に昇順になるように並べる。カードには健康や知識などのシンボルがあり、それを集めることで勝利点(または失点)が得られる。

ニムト・ボードゲーム(6 nimmt! Brettspiel)
ゲームデザイン・W.クラマー、イラスト・F.フォーヴィンケル、2~6人用、8歳以上、25分。
ニムトのルールで変化に富んだ展開を楽しめる。12枚の数字チップから1枚を選んで一斉にオープンし、小さい順に置いていくルールはカードゲーム版と同じ。ただしボード上には、置いた場所によってボーナス得点や失点になるマスがある。また失点するともらえ、失点を得点に変換することができる「幸運カード」を入れて遊ぶこともできる。

ボーナ・ノストラ(Bohna Nostra)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・B.ペアトフト、3~7人用、12歳以上、45分。
『ボーナンザ』または『レディーボーン』の拡張セット。7人のキャラクターと、その好意カードが付属し、ほかのプレイヤーの手札から豆をもらったり、自分の畑に植えさせたりするなど各フェイズでさまざまなメリットをもたらす。この好意カードは交換でほかプレイヤーに渡すこともでき、交渉材料になる。

カーニバル・オブ・モンスターズ(Carnival of Monsters)
ゲームデザイン・R.ガーフィールド、2~5人用、12歳以上、45分。
一昨年キックスターターで目標額に到達せず、このたびようやく製品化されるカードドラフトゲーム。毎ラウンド、ボーナスモンスターが指定された後、各プレイヤーに8枚のカードが配られ、1枚ずつドラフトして、プレイしたり、手札に入れたり、コストとして支払ったりする。そしてモンスターを飼いならせるかチェックし、得点計算をして次のラウンドに移る。4ラウンドで飼いならしたモンスターと達成した目的カードの勝利点の合計を競う。

グリズリー(Grizzly)
ゲームデザイン・A.オッポルツァー&S.クロース、イラスト・有限会社フィオーレ、2~4人用、6歳以上、20分。
クマたちが川を登ってくるサケを捕まえるゲーム。ダイスを振って、今回水が流れるところとサケが水面に現れる場所が決められ、プレイヤーは自分のクマを順番に移動してサケを捕まえる。捕まえたサケは岩場まで持ち帰れば確保できるが、川の流れが早くて滝に落ちるとそれまで集めたサケを失ってしまう。

カラス靴下:宝探し(Rabe Socke – Suche nach dem Schatz)
ゲームデザイン・H.マイスター、イラスト・有限会社フィオーレ、2~5人用、5歳以上、15分。
『デジャブ』からイラストを変え、種類を減らしたキッズ向けバージョン。カードをめくっていき、同じイラストが2回出たらそのタイルを素早く取る。間違って1回目で取ったタイルがあると、そのラウンドは脱落になってしまう。ラウンド終了時に、残ったプレイヤーの中で集めたタイルの枚数に応じて1~3点が与えられ、合計で勝負する。

犯行現場はゴミ箱(Tatort Tonne)
ゲームデザイン・A.カトラー、イラスト・B.シュペルガー、2~10人用、8歳以上、15分。
アライグマがゴミを集めるゲーム。各プレイヤーは「ゴミ盗み」「犯人はお前だ」「アリバイ」の3枚を持ち、その中から1枚を出す。「犯人はお前だ」を出したプレイヤーはほかのプレイヤーを指差し、そのプレイヤーが「ゴミ盗み」を出していたらそのプレイヤーが、「アリバイ」を出していたら指差したプレイヤーが脱落する。それから全員がカードを公開し、「ゴミ盗み」を出していたプレイヤーがゴミを取る。こうして最後まで脱落せずに残るか、ゴミを3回獲得できたプレイヤーが勝者となる。

ウィザード:ダイスゲーム(Wizard Würfelspiel)
ゲームデザイン・D.クレーク、イラスト・F.フォーヴィンケル、2~5人用、10歳以上、20分。
7つのダイスでどの目をいくつ出せるか「予言」し、3回まで振って宣言通りになるかを競う。達成できたかどうかは用紙に記録し、誰かが9回達成したとき、総合得点を計算する。毎ラウンド全員共通の特殊効果をもたらす魔法カードを加えてプレイすることもできる。

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