ボードゲーム情報サイト「ボドゲーマ」と東中野のプレイスペース「ディアシュピール」が、不動産・住宅情報サービスの「LIFULL HOME’S」の協賛により開催した「ボードゲームグランプリ」で、応募213作品の中から最優秀賞に選ばれた作品(応募時は『バードウォッチング』)。『グラバー』『遙かなる喜望峰』を手がけた赤瀬よぐ氏をイラストレーターに起用し、OKAZU Brandの制作協力を得て製品化される。
スマホなどのカメラ機能を使い、協力して動物たちの溢れる理想の街を作り出す。事前にオーダーされた動物たちを街並みと共に写真に全て収まれば全員の勝利となるが、写真に入れてはいけない動物もいるため、上手く建物で隠さなければならない。写したい動物と写したくない動物を上手く配置するにはどうしたらよいか皆で相談して、会話が盛り上がる。
カメラ機能でコンポーネントを撮影するゲームとしては『サバンナスマイル』(ボドゲイム, 2018)があるが、箱庭感あふれる立体的な建物と、赤瀬氏の美しいイラストによって新しい魅力を生み出した作品。日本語ルールと英語ルールが付属し、海外展開も視野に入れる。