ニュルンベルク’19:シュピールヴィーゼ出版

セカンドチャンス(Second Chance)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・M.プレンティス、1~6人用、8歳以上、10~15分。
同社から『コテージガーデン』『インディアンサマー』『スプリングメドウ』とパズル三部作を完結させたローゼンベルクによる次の作品は、紙ペンゲームだ。9×9マスのシートにはじめ指定された8マスを埋めてゲームスタート。毎ラウンド1~7マスのタイルを指示するカードが2枚めくられ、各プレイヤーはどちらかを選んで自分のシートに書き込む。どちらも書き込めなくなったらセカンドチャンス。自分専用のタイルを書き込むことができたら続行できる。できなければ脱け、全員が脱けるか山札がなくなったら、空きマスの少ないプレイヤーが勝利する。まれに全部埋めることができたら、その時点で勝利となりゲームは早期に終了する。
サブテキスト(Subtext)
ゲームデザイン・W.ヴァルシュ、4~8人用、10歳以上、20~40分。
注目のデザイナー、ヴァルシュのパーティーゲーム。『ザ・マインド』のようにしゃべることのできないコミュニケーションゲームで、絵を描いてヒントを与える。絵は上手である必要がなく、ヒントになるものを賢く選べばよい。毎ラウンド、絵を描くフェイズと当てるフェイズを行う。絵を描くフェイズでは親が自分のカードの単語を見て覚え、ほかのプレイヤー用にカードを引く。カードを混ぜ、ランダムにほかのプレイヤーに配る。こうして誰かが親が見たカードをもつが、誰かは親にも分からない。全員その単語を知っている人にだけ分かる絵を描き、当てるフェイズへ。親の絵をボードの左横に、ほかのプレイヤーの絵を右横に置く。ここで全員が親と同じ単語を受け取ったプレイヤーの描いた絵を当てる。間違った数だけ彼ら2人の得点になるが、得点するには2人が正解しなければならない。どこまで曖昧に伝えるかが腕の見せどころだ。

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