クニツィアの吸血鬼退治ゲーム『ヴァンパイア』日本語版、12月中旬発売

グループSNE/cosaicは12月中旬、吸血鬼を退治して得点を競うカードゲーム『ヴァンパイア(Vampire)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・九月姫、3~5人用、10歳以上、20分、1800円(税別)。
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トランシルヴァニアを舞台に、ヴァンパイアハンターたちが吸血鬼を退治するカードゲーム。オリジナルは2000年にゴルトジーバー(ドイツ)から発売された。「多人数でできるロストシティ」と評されている。アスマディ社が昨年、『庭ドワーフの侵略(Invasion of the Garden Gnomes)』というタイトルでリメイクしているが、オリジナルのテーマがドイツ語版、リオグランデ社による英語版のほかの言語で発売されるのは初めて。『モンスターメーカー』でおなじみの九月姫氏がイラストを担当している。
手番には山札からカードを引くか、場札を取るかのどちらかを行った後、手札を出してヴァンパイア退治をする。ヴァンパイアが出没する城や港など6つ(6色)から1つの場所に対応したカードを揃えて出すが、後から付け加えることはできない。
山札が尽きるか、誰かが6色全てのヴァンパイアを退治するとゲーム終了となる。自分の前に出したカードに描かれたヴァンパイアの首が得点になるが、色ごとに最も少ないプレイヤーは得点できない。
できるだけ多く集めてからカードを出したいところだが、欲張りすぎるとゲームが終わってしまうかもしれない。色を絞ってじっくり攻めるか、枚数にこだわらず早く全色集めることを目指すか、クニツィア特有のジレンマを十分に味わえる作品だ。

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