ルネサンス期の芸術工房の長(マエストロ)となり、パトロンから与えられた予算で芸術家を雇い、評価の高い作品を創作して名声を競うゲーム。第2回東京ドイツゲーム賞の受賞作品では審査員特別賞の『六次化農村』に続く製品化となった。
各プレイヤーが個人単位で予算を管理し、ラウンドごとに工房の購入、芸術家への入札、創作活動への配分を行う。芸術家には絵画・彫刻・建築の技術力と発想力があり、うまく組み合わせることでより良い作品を作る。中にはダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどルネサンス期を代表する芸術家や、奔放な性格のため、雇用し続けるのにお金が必要な芸術家も。
かけた予算と芸術家の持つ発想力分だけ作品山札をめくり、めくった作品の必要技術力を満たしていれば作品が完成する。技術力が上がれば、モナ・リザやダビデ像、サン・ピエトロ大聖堂などの名作を作り出すこともでき、多くの名声がもたらされる。
芸術家と芸術作品はママダユースケ氏による描き下ろし。さらにフィレンツェで流通していたフローリン金貨をコインとして再現、木皿も入ってコンポーネントも充実した渾身の一作だ。
内容物:ゲームボード1枚、金属製コイン40枚、カード179枚、スタートプレイヤーボード1枚、木皿4枚、説明書1部