『お邪魔者』の世界選手権は昨年、発売10周年を記念してハンガリー・ブタペスト大会で行われた。前回は20カ国28代表の中から日本代表の今野律人氏が3位に入賞している。モダンボードゲームの世界大会としては『カタン』と『カルカソンヌ』(38カ国、2016年)、『ラミィキューブ』(32カ国)に次ぐ参加国数となったため、第2回が開催されることになった。
今年の日本選手権は8月から9月にかけて28回の予選会が開かれ、成績優秀者が本戦に進んだ。予選会の回数は、今年のドイツ(18回)を大きく上回り、日本での盛り上がりを印象づける。
今回も大会ルールとして「自己中ドワーフ」と「ゴール交換」の特殊ルールカードを導入。2ゲームの合計得点で上位6名が決勝に進出。その中からフジタ氏が優勝を勝ち取った。賞品としてトロフィーのほか、ラトビアへの渡航費補助などが贈られる。
・すごろくや:お邪魔者世界大会2017日本選手権