オリジナルは南アメリカに起源をもつ古いダイスゲームでさまざまなバリアントがあり、『ライアーズダイス』『ペルード』などと呼ばれアメリカを中心に広く親しまれてきた。これをアメリカ人デザイナーのR.ボーグ氏(1948~)が取り上げ、1987年、ミルトン・ブラッドリー社(アメリカ)から発売。そのドイツ語版が1993年にF.X.シュミット社から発売され、その年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した。日本国内ではメビウスゲームズが輸入版を取り扱い、ロングセラーとなっている。
各プレイヤーが5個のダイスをカップに入れて、一斉に振る。そして順番にどの出目が全体でいくつあるかをビッドしていく。ビッドはどんどん上げていかなければならず、前のプレイヤーのビッドがありえないと思ったら「ブラフ!」と言って全員カップをオープンする。実際よりも多くビッドしていたらそのプレイヤーが、少なかったら「ブラフ!」と言ったプレイヤーがダイスを捨てなければならない。
ほかのプレイヤーのビッドから、どの目が多いかを推測していくが、もしかしたらそのプレイヤーは出てもいない目を言って陥れようとしているかもしれない。ウラまで見通す目と素早い判断力が問われる。
ダイスがなくなったプレイヤーから脱落し、最後に残ったプレイヤーが勝利。最もデカいブラフ(はったり)をかまして生き残るのは誰か?
内容物:説明書1冊、カップ6個、黄色のダイス30個、赤色のダイス1個