スイスゲーム賞(Schweizer Spielepreis)に代わって始まったゲーム賞の7年目。サークル単位でベスト5を年末に挙げ、上から8,5,3,2,1点として集計して翌年に発表する仕組みで、これまで『世界の七不思議』『ローマに栄光あれ』『ツォルキン:マヤ神聖暦』『ロビンソンクルーソー 呪われた島の冒険』『イスタンブール』『世界の七不思議:デュエル』を1位に選んでいる。タイトルが示す通りゲーマーズゲームが並ぶ。
今年の1位に選ばれた『大鎌戦役』はアメリカの重量級戦略ゲームで、23日に発表されたフランス年間ゲーム大賞でもエキスパート部門に選ばれている。日本国内ではサイコロ堂が取り扱っているが、流通量はまだ少ない。
2位にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞したチェコのゲーム『コードネーム』、3位、4位には昨秋のエッセン・シュピールの話題作『グレートウェスタントレイル』『ファーストクラス』が選ばれた。5位の『テラフォーミング・マース』はメーカーが日本語版を準備している。
【スイスゲーマーズ賞2016】
1位:大鎌戦役(Schthe)43点
2位:コードネーム(Codenames)38点
3位:グレートウェスタントレイル(Great Western Trail)27点
4位:ファーストクラス(First Class)18点
5位:テラフォーミング・マーズ(Terraforming Mars)16点
・Swiss Gamers Award:Rusults 2016