テーブルに並べられた12枚のカードから、図形の形、色、数、塗り方の4パターンについて「要素が全て同じ」または「要素が全て異なる」3枚=「セット」をいち早く見つけ出すゲーム。
見つけた人から「セット!」と宣言。確認して合っていればそのセットを獲得できる。カードを補充して続行し、山札がなくなり、テーブル上のカードでセットが作れなくなったらゲーム終了で、獲得セット数の多い人が勝つ。
「セット」ははじめはすぐ分からない。下の写真を見てみよう。左側の3枚は、形・色・数・塗り方が全て異なるので「セット」である。右側の12枚の中にもセットがあるので探してみよう。2枚が同じで1枚だけ違うのはダメである。実際のゲームではこれを誰よりも早く見つけ出して指摘しなければならない。観察力と共に、冷静であることも求められる。
1988年にアメリカで発売され、メンサセレクト、ゲームズ100、ドイツゲーム賞9位、アラカルトカードゲーム賞4位のほか、玩具関連の受賞も多い。国内ではメビウスゲームズから輸入版が流通していたが、絶版になって久しかった。
ルールは簡単で、プレイ人数も問わず、短時間で遊べる作品だ。
・SET公式サイト