『アグリコラ:リバイズドエディション』日本語版、8月上旬発売

アグリコラ・リバイズドエディションホビージャパンは8月上旬、ボードゲーム愛好者に人気の高い農業経営ゲーム『アグリコラ』の改訂版「リバイズドエディション(Agri­cola: Neu­auf­lage 2016)」日本語版を発売する。デザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・K.フランツ、1~4人用、12歳以上、30~120分(プレイ人数×30分)。初回特典として、プロモーションカード「木材あさり」と「果樹」が付属する。
2007年秋にルックアウトシュピーレ(ドイツ)から発売されて以来、数多くのゲーム賞を受賞し、世界中にファンの多い作品。発売9年目となる2016年、改訂新版が制作された。基本的なルールの変更はないが、これまでに発売されたさまざまなデッキから120枚のカードをセレクトし、オンライン版のプレイデータをもとにカードのバランスを調整した。またゲームボードが一新され、資源コマや家族コマ類がすべて造形コマに変更されている。旧版は5人までプレイできたが、今回はプレイ人数を4人までにし、その分価格を下げた(5~6人拡張は後日発売予定)。
『アグリコラ』とは、ラテン語で「農民」を意味し、17世紀ヨーロッパを舞台に、プレイヤーは農民となり、資材を集めて家を建て、家族を増やし、畑を耕して収穫し、牧場を作って家畜を飼い、自分の農場を豊かにしていく。自分の土地を豊かにしていく楽しみに加え、120枚から毎回14枚だけ配られる手札によって展開も戦略も変わり、繰り返し遊びたくなる作品となっている。
なお今月2日、3日に開かれた「ホビージャパン・ゲームフェスティバル2016」において先行販売があり、購入者から誤訳が数ヶ所指摘されている。こちらについては近日中にエラッタが発表される予定だ。

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