先月に募集しました第4回ボードゲーム川柳大賞の選考が終わりましたので、結果を発表いたします。今回は前回の806首を超える1108首と、多数のご応募を頂きました。ありがとうございます。
選考は酢豚さん(豚の鳴き声)、タナカマさん(テンデイズゲームズ)、ふうかさん(ふうかのボードゲーム日記)、メビウスママさん(メビウスゲームズ)、渡辺範明さん(ドロッセルマイヤーズ)、当サイト管理人おので行いました。各自、大賞としてふさわしいと思うものを20首と、個人賞として1首を選び、票数の多かったもの・同票の場合はより上位に挙げられたものを大賞、次点を入賞としました。
受賞者の方には順次、副賞の贈呈につきましてメールかツイッターのDMで連絡を差し上げますので、ご返信をお願いします。また、当サイトのトップページにランダム表示されます。
大賞
「誰の番?」聞くたび響く「「「お前だよ!」」」(ライチ)
入賞
トリテして 家では嫁を マストフォロー(さと)
大箱を 開けて感じる 余白の美(takafumi)
7年後 娘と遊ぶ ために積み(ニョッキ)
サイコロよ 確率勉強 してこいよ(たまんちゅ。)
サンタから パパの好みの ボドゲくる(ゆん)
メビウスママ賞
元旦に ボードゲームで 孫泣かす(らくちゃん)
評:ゲームで悔しさを覚えたお孫さん、これはある意味おじい様からの愛情だと私は感じますが、大泣きをされたら奥様というおばあ様から「幼子相手に、なに?本気になっているのよ、大人げないわね~」と言われてしまっている情景が目に浮かびました。家族周辺からの非難を浴びたであろうおじい様に、メビウスママ賞を差し上げたいと思いました。
酢豚賞
いつまでも あると思うな あのゲーム(オシノ)
評:始めて数年経ったボドゲプレイヤーなら分かるはず。ボードゲームとの出会いは人と同じ一期一会。悩んだらポチる、それは我々ボードゲーマーの責務であり業です。それを思い出させてくれる素晴らしい句だと思います。
ふうか賞
結婚し 好きなゲームも 二個並ぶ(ぺけ)
評:結婚と同時にボードゲームを引退する人が多かった時代もあったと聞きます。この川柳で、ボードゲームを取り巻く環境の変化を感じました。同じゲームが並ぶなら好みが合う証拠。夫婦円満で末永く楽しいボードゲーム生活を!
テンデイズゲームズ賞
エッセンに行って 言いたい エッヘンと(かみやパパ)
評:いつの時代もボードゲーマーあこがれの地「エッセン」。これからゲーム好きが増えても、あこがれの地でありつづけることでしょう。その「エッセン」を単に盛り込むだけでなく、シンプルにダジャレでまとめたこの作品がすごく気に入りました。
ドロッセルマイヤーズ『HYKE』賞
「まだここは・・・・」 しゃがみ続けて 30年(ケンジ)
評:ゲームとも実人生ともとれる作品ですが、いずれにせよ「しゃがみ」の精神は重要なものです。しゃがんでナンボ、の心意気を感じました。
Table Games in the World賞
大丈夫 「90分」と 書いてある(さと)
評:何が大丈夫なのか(笑)。「所要時間90分」と書いてあるゲームは多いですが、実際に遊んでみるとそんな時間で終わるはずもなく、2時間どころか3時間かかるものも少なくありません。ご注意を!
サイコロを味方にできる実力者