『指輪物語:モルドールへの旅』日本語版、10月上旬発売

ホビージャパンは10月上旬、トールキンのファンタジー小説『指輪物語』をテーマにした協力ダイスゲーム『指輪物語:モルドールへの旅(Der Herr der Ringe: Die Reise nach Mordor)』を発売する。M.リーネック作、2~4人用、8歳以上、20分、1,800円(税別)。
コスモス社(ドイツ)が今年のエッセンシュピールで発売する最新作。映画にもなったファンタジー小説のストーリーに沿って、世界を破滅させる指輪を、滅びの山に投げ入れることを目指す。
プレイヤーはフロドをはじめとする4人のホビットとなり、”ひとつの指輪”をモルドールに運び、滅びの山の炎で永遠に破壊することを目指す。しかし、モルドールへの旅は出発地である袋小路屋敷からすでに危険に満ちている。幽鬼ナズグルが指輪を狙って追跡してくるのだ。
手番には5つのシンボルダイスを振る。出目には指輪、ナズグル、オーク、旅の仲間、ガンダルフ、白い木があり、指輪でホビットが、ナズグルでナズグルが進む(このゲームはボードではなく、マップシートに鉛筆で書き込む方式)。オークは指輪を打ち消し、旅の仲間はオークを打ち消し、ガンダルフはナズグルを打ち消す。互いに打ち消し合う効果であるため、振り直しでバランスよく出目を出さなければいけないが、そこは運次第。ナズグルより先にモルドールに到着すれば全員の勝ちとなる。
上級ゲームでは、道中止まったマスでイベントが発生する。裂け谷、モリア、ロスロリエン、ローハン、ヘルム峡谷、ゴンドール、ミナス・ティリス、シェロブの棲処のそれぞれで、ストーリーに合わせて出目が足されたり無効になったりする。さらに冒険が波乱に満ちたものとなるだろう。
モルドールへの旅日本語版(コンポーネント)

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