『ナビゲーター』『マチュピチュの王子』など、ロンデルというシステムが得意なM.ゲルツの作品で、オリジナルはPD出版(ドイツ)から昨秋発売された。デッキ構築とセットコレクションを組み合わせ、短いルールでたっぷり遊べる作品として評価が高く、フェアプレイ誌のスカウトアクションで2位(TGiWニュース)、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート(TGiWニュース)に入っている。
自分の番には1枚カードを出して、その効果で資源を集めたり、集めた資源で家を建てたり、新たなカードを買ったりする。デッキ構築といっても、新たに手に入れたカードは手札に入り、使ったものが捨て札になり、「護民官」というカードを出したときに捨て札を全部回収できるという仕組みだ。
日本では輸入版が昨年12月に発売されていたが版元品切れとなり、再版にあたって日本語版が制作されることになった。また、今回の発売に合わせて、品薄になりがちなPD出版の作品『ナビゲーター』『インペリアル』なども再入荷している。
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