イタリア人デザイナー、E.シアーラの作品でdVジョーキ(イタリア)から今年発売されたばかりの作品が早くも日本語版となって登場する。西部劇がテーマだった『バン!(Bang!、2002年)』をリメイクして2012年に発売された『斬―サムライソード―』(TGiWレビュー)の初めての拡張セット。
将軍・侍の幕府側、幕府転覆を目論む忍者、そして無頼の浪人の三勢力に分かれ、お互い正体が分からない中で自分の勢力の勝利を目指すカードゲームに、拡張セットが加わった。謙信、官兵衛などの新たな武人12人と、プレイカード40枚が加わり、「バンザイ!」や「開示」などの新ルールを追加。さらにスリリングなプレイを楽しむことができるようになった。また、これまで7人までだったところに、8人プレイ用のルールとコマ類が追加されている。
長きに渡る将軍と忍者の争いに転機が訪れる。同胞を得た浪人の宿命が、名誉ある戦いに絡み合うこととなった今、高潔なる侍は命を賭してでも幕府を護り抜くことができるのだろうか? ライジングサン―日出る土地の覇権を握るのは誰か?
・ホビージャパン:斬―ライジングサン―
・dV giochi:Samurai Sword:Rising Sun