モーゼス出版(ドイツ)が2004年にリリースし、昨年の第9弾まで毎年シリーズ化されているほか、映画版、中世版、クリスマス版、ご当地版など幅広く展開しているカードゲーム。オランダ、チェコ、イタリア、イギリス、フランス、スペイン、アメリカ、ポーランド、ギリシャ、ノルウェーの各国語版が販売されている。
犯罪、死体、殺人、自殺の事件の真相を、質問を通して推理していくゲーム。100枚以上あるカードには、表に事件が、裏にその真相が書かれている。ひとりが「リドルマスター」となり、「長電話の女性が死んだ」「女性が夫の新車のポルシェを500ユーロで売ることにした」などの謎の事件を紹介。ほかのプレイヤーは、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を繰り返し、真相の予想を述べる。続ける場合には当たった人が次のリドルマスターとなる。
勝敗を競うゲームではなく、謎解きをみんなで楽しむコミュニケーションゲームだ。
・コザイク:ブラックストーリーズ