「バイブルハンター」となって、モーセやペドロなど聖書に登場する預言者や使徒を召喚して、世界に散らばった聖書を集めることが目的。「五つのパン」「ぶどう酒」などで聖書の得点を上げたり、「サタン」や「迫害」などのマイナス点のカードを対戦相手に押し付けることもできる。
創業68年目を迎えるキリスト教出版界の老舗が発行し、フレーバーテキストは同社発行の『新共同訳 聖書辞典』に準拠。表記はカトリックとプロテスタントの双方で使用されている「聖書 新共同訳」に基づいている。現役の牧師が監修を手がけ、神学的な根拠についても配慮して制作されるなど、本格的な内容。
ゲームデザインを手がけた中村誠氏は、『はやぶさ君の冒険』や『ボイン星人襲来!!』などの作品がある。今回の作品については「テキスト効果満載のコロレット」「まれにカードの組み合わせでオモシロシチュエーションになってしまいます」などとコメントしている。キリスト新聞社にも、教育ゲームやネタゲーにしない意気込みがある。キリスト新聞社では、今後も「聖書コレクション」シリーズを予定しており、宗教作品という異色のコラボが注目される。
「バイブルハンター」がトンデモゲームになってるんじゃないかと過度な期待をされていますが、私の中では近年稀に見る「まっとうな」ゲームデザインです。ただ、あくまで「私の中」であって、クリスチャンの方に遊んでもらったときには「え? これマジ?」という顔をされました。
— まこ (@macogame) 2014, 2月 17
「教会用にはアリだけど、ゲームとしては二流」みたいには言わせない!
— 聖書カードゲーム「バイブルハンター」 (@bible_hunter) 2014, 2月 16