『キング・オブ・トーキョー』に続いて今年、イエロ社(フランス)から発売されたばかりのガーフィールドの新作。ゴーストが棲みついた屋敷のオーナーとなり、夜明けまでにゴーストを追い払わなければならない。ゴーストを追い払う方法は、もっと怖いゴーストを出すこと。屋敷にゴーストが最後までいたプレイヤーがゲームの敗者となり、恐怖の声を叫ぶことになる。
自分の山札(屋敷)と手札にいるゴーストを、最後までなくすことができなかった人が負けになるストップ系のカードゲーム。スピーディーな展開の短時間ゲームだが、共通の山札がなくなるまでの前半(宵の口)と、自分の山札と手札をなくすまでの後半(未明)で変わる戦略、爽快感あふれる逆転など、ユニークで切れ味も鋭い。コミカルなイラストも注目だ。