『ホビットの冒険 カードゲーム』日本語版、11月下旬発売

ホビットの冒険カードゲームホビージャパンは11月下旬、まもなく映画版も封切られるJ.R.R.トールキンのファンタジー小説『ホビットの冒険』をゲーム化した『ホビットの冒険 カードゲーム(The Hobbit Card Game)』日本語版を発売する。2〜5人用、10歳以上、20分、1470円。
『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』の前日譚となるホビットのビルボの冒険を描いた作品を、イギリスのゲームデザイナー、M.ウォレスがトリックテイキングゲームにした。ソフィスティケイティッドゲームズ社(イギリス)が制作し、ファンタジーフライト社(アメリカ)やコスモス社(ドイツ)などによる各国語版と同時発売となる。製造はドイツ。
プレイヤーはビルボやドワーフのトーリン、魔法使いのガンダルフなどの善の勢力と、邪悪な竜のスマウグやオークのボルグなどの悪の勢力に分かれて競う。一巡の勝負に勝利すると、それぞれのキャラクターの能力に従って獲得したカードを分配できる。的確なカードを分配することで、敵には損害を与えることができ、味方には助けとなる。どのカードをいつ使って、誰を勝たせて、どのカードを分配させたら有利になるのか、結果はやってみるまで分からない。
これだけの内容でプレイ時間はわずか20分。映画で興味を持った人に気軽に出せる小品の登場だ。

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