シュピール’12新作情報:ホワイトゴブリンゲームズ

オランダのホワイトゴブリンはゲーマー向きからライト向きまで、例年以上にたくさんの作品を投入してきました。5〜10%割引のプレオーダーが始まっており、今月中に申し込めばシュピール前に発送も行うとのことです。
サッカラ(Saqqara)
M.キャトレイン、S.フィリップス作、3〜5人用、12歳以上、90分。
紀元前2100年、エジプト第8王朝が弱体化してきた時代に、領主となり商人や労働者を使って自分の領地を豊かにします。市場カードを競りで手に入れ、影響力カードで資源を集め、ピラミッドを建て増していきます。ピラミッドのレベルが上がると建設が楽になるなどさまざまな特典が得られます。6年の後に得点の高い人が勝ちです。

ピラミディオン(Pyramidion)
Y.ガーヴェス、O.シュレマー作、2〜4人用、10歳以上、60分。
ギザ、アレクサンドリア、カイロ、ルクソール、テーベなどで影響力を競います。キャラクターカードを出して資源を集め、集まった資源を船に乗せてギザに送り、得点にします。船によって要求される資源の組み合わせが異なり、早い者勝ちで集めなければなりまえん。最初に船の得点の合計が10勝利点以上になった人の勝ちです。

ニューアムステルダム(Nieuw Amsterdam)
J.D.アラーズ、J.カッペル作、2〜5人用、10歳以上、60分。
オランダ西インド会社のアメリカにおける拠点となったハドソン川河口の街で、大地主となって建設、開拓、商業、選挙の各分野で活躍し、勝利点を競います。毎ラウンド、行動できる分野の組み合わせを競り落とし、順番に行動します。農場で得た農作物でビジネスを行い、占領したエリアで収入を得ます。6ラウンドで勝利店の合計が高い人が勝ちです。

コンゴリバー探検1884(Expedition: Congo River 1884)
A.ロシェ、J.A.リヴェロ作、2〜4人用、10歳以上、60分。
コンゴ川の河口からアフリカ内部に至る探検隊を率います。奥地のステーションに着くたびに、キャラクターカードを出して価値を競います。キャラクターはベルギー、フランス、イギリス、ドイツの国籍があり、組み合わせによって価値が下がってしまうので、通訳などの補助者カードで価値を上げます。再奥のキンドゥにたどり着いたとき、各ステーションで集めた勝利点の合計で勝者が決まります。

ボルスパ(Voluspa)
P.レシュヴァリエ、S.カプト作、2〜5人用、10歳以上、45分。
スカンジナビア神話に基づく神々のタイルを並べるゲーム。縦横の列の中で最も強いタイルを配置すると得点になります。ほかのタイルの上に重ねておけるドラゴン、同じ列にいる仲間の数だけ得点できるフェンリル、ほかのタイルの強さを0にしてしまうロキなどの特殊能力を駆使して得点を増やします。上級ルールでは列を分断してしまうヘルなどの新キャラクターが登場します。

ラットス・カルトス(Rattus Cartus)
A.ロッシェ、H.ベルク作、2〜5人用、10歳以上、45分。
ペストの流行した中世ヨーロッパを舞台にしたボードゲーム『ラッタス』のカードゲーム版。建物カードを作り、建物にコマを置いて人民カードを出すことでポイントが入ります。ポイントは教会や魔法など6つのジャンルがあり、ゲームの最後に各ジャンルのトップになることで勝利点が入ります。その間にもネズミが増え、十分な対策をしておかないと勝利点を得ても脱落になってしまいます。

バンパイア・エンパイア(Vampire Empire)
P.スレービー、F.ミルンスキ作、2人用、10歳以上、30分。
3体の吸血鬼が9人の街の住人になりすましています。プレイヤーは吸血鬼側と人間側に分かれ、吸血鬼側は正体が分からないように、人間側は正体を推理して敵を倒します。聖水をかけて正体をあぶりだし、コンバットカードで決闘します。相手側を全て倒すか、吸血鬼が正体を明かして城を乗っ取るか、カードが尽きたときにゲームが終了します。

レボルバー2(Revolver 2)
M.チャプリン、C.ニート作、2人用、12歳以上、45分。
昨年同社発売された発売されたカードゲームの第2弾。拡張もたくさん発売されています。西部の村を襲う無法者と、村を守る人々が戦います。場には鉱山や橋などの要所が並べられ、コストを払ってカードをプレイし、カードの強さや特殊能力を比べて攻防を繰り広げます。

フェイス2フェイス(Face 2 Face)
作者不明、2〜4人用、2歳以上、5分。
動物の顔のタイルと、顔の部分に穴が開いているタイルをめくります。重ねあわせて同じ動物になれば正解。間違っても、「ワニゴリラ」「サルライオン」など変な動物ができあがるので楽しめます。2歳、3歳、5歳以上、6歳以上と年齢に合わせて難易度を変えることができます。

コール・トゥ・グローリー(Call To Glory)
M.シャハト作、2〜4人用、8歳以上、30分。
ラベンスバーガーから発売された2人用の『クレイジーチキン』を、4人まで遊べるようにした『ドライブ』の和風リメイク。カードをプレイして種類ごとに一番枚数の多い人が得点できます。枚数を越されると捨てなければいけないので、集まる前に出すのは危険ですが、いつまでも出さないでおくとラウンドが終わってしまうかもしれません。バリアントでは秘密の目標カードや、ほかのカードを除去できる忍者コマが登場します。

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