月: 2012年7月
ポーランド年間ゲーム大賞2012に『コレイカ(行列)』
6月にポーランドのグリヴィツェ(Gliwice)にて行われたボードゲーム祭にて、今年のポーランド年間ゲーム大賞(Gra Roku)が発表された。 2004年の開始以来初めて、ポーランド人の作品が大賞に選ばれている。 これまで『アグリコラ』(2009)、『スルーザエイジ』(2010)、『ゴッズプレイグ…
『ドミニオン:基本カードセット』日本語版、8月中旬発売
ホビージャパンは8月中旬、財宝カードと勝利点カードだけが入った『ドミニオン:基本カードセット(Dominion: Base cards)』日本語版を発売する。2310円。 11種類の基本カード「銅貨」、「銀貨」、「金貨」、「白金貨」、「ポーション」、「屋敷」、「公領」、「属州」、「植民地」、「呪い」…
『ドミニオン:錬金術』『ドミニオン:繁栄』、来月再入荷
ホビージャパンは8月上旬、長らく品切れになっていた『ドミニオン』の拡張セット「錬金術」と「繁栄」を再販する。それぞれ3150円、4725円。いずれもプレイのためには基本セットか『ドミニオン:陰謀』が必要となる。 『ドミニオン:錬金術』は2年前に発売された中箱の拡張セットで、新しい財宝カード「ポーショ…
ハンブルクの倉庫街(Speicherstadt Hamburg)
貢ぎすぎて金がなくなる ゲームマーケットで発表される国産新作は、近年コンポーネントの質の向上が著しい。切り取り式の名刺カードに家庭用プリンタで印刷して、チャック付き小袋に入れたものなどはあまり見かけなくなり、萬印堂仕様がスタンダードになってきた。 そのような中で、ミシン目の切り取り式でぺらぺらのカー…
ひいて・よって・見っけ!(Kuck Ruck Zuck!)
その写真を撮ったのは? 今年のドイツ年間キッズゲーム大賞には、ノミネート3タイトルと推薦リスト9タイトルのうち、メーカー別に見ると複数入選したのはコスモス社とドライマギア社だけだった。セレクタ社がエントリーしなくなった今、キッズゲーム一筋を貫いてきたハバ社から『キャプテンリノ』しか入らなかったのは寂…
メキシカ(Mexica)
エリアを生成しながら陣取り 1999年に『ティカル』、2000年に『トーレス』がドイツ年間ゲーム大賞を受賞した。どちらもアクションポイントというシステムを使った重量級ゲームで、選択肢が多く、1手番1手番にたっぷりと時間をかけて悩み、結果としてプレイ時間が長い。この後、ドイツ年間ゲーム大賞はファミリー…
『シンガポールの商人』日本語版発売
アークライトは本日、オランダのタイル配置ゲーム『シンガポールの商人(Singapore)』を日本語版で発売する。3〜4人用、12歳以上、90分、4200円。箱絵はイラストレーターの藤田香氏。 大航海時代のシンガポールは、東インド会社の最前線だった。ここでさまざまな建物を作り、商品を売買して商売を成功…
14、15日はホビージャパンゲームフェスティバル
今週末の土日、板橋区立文化会館(東武東上線・大山駅/都営三田線・板橋区役所前駅)にて、ホビージャパンゲームフェスティバルが開催され、日本選手権、新作体験、物販などが行われる。10時から。入場無料。 昨年に引き続き2回目の開催。日本選手権が行われるのは『ドミニオン』『世界の七不思議』『ディクシット』『…
オリジナルカルカソンヌ作成サービス
ドイツのボードゲームメーカー「ルードー(Luudoo)」は、送られた写真をもとにボードゲームを製作するサービスを行なっている。友だちの写真で『カルカソンヌ』を作ってプレゼントするのはいかが。 写真を入れられるのはパッケージ、タイルの裏面、得点ボード、プレイヤーコマ。ウェブサイトで騎士などの顔に写真を…
ドイツ年間ゲーム大賞2012:受賞理由
『キングダムビルダー』の受賞理由 アメリカ人デザイナーが無限の可能性を持った国を作りました。バリアブルなゲームボードと、さまざまな勝利条件によって、他に類を見ない王国です。こうしたさまざまな仕掛けと運の要素によって、プレイヤーは新しい戦略にチャレンジさせられます。コマを置くシンプルなルールはすぐ飲み…