4月17日から4日間にわたって、ドイツ・ミュンヘン近郊の都市ハールにて、第15回国際ボードゲーム学会(Board Game Studies)が開かれた。
国際ボードゲーム学会は1995年にオランダのライデンで始まり、イタリア、スイス、スペイン、アメリカ、イギリス、ブラジル、オーストリア、ポルトガル、イスラエル、フランスと欧米各国を回って行われている。考古学、社会学、数学、歴史学などの専門家が、それぞれの観点から古今東西のボードゲームについて発表する。
今年はバイエルン・ボードゲームアーカイブ(Bayerisches Spiele-Archiv)が主催し、29の発表が行われた。発表内容は、後日雑誌にまとめられる予定。次回はリスボン大学の主催により、ポルトガル沖のリゾート地アゾレス諸島で行われる。
ちなみに日本では、日本遊戯史学会が同様の活動を1988年から行っている。
・Bayerisches Spiele-Archiv:Board Game Studies 2012 in Haar