ドイツゲーム市場、昨年の売上9%減

ドイツのボードゲームメーカー主要19社で構成されるボードゲーム専門委員会(Fachgruppe Spiel)は、ニュルンベルク国際玩具見本市の前に、昨年のドイツゲーム市場情勢を報告した。その結果、昨年の売上不振が際立っている。
報告によると昨年のボードゲームメーカーの売上は総額3億1000万ユーロ(310億円)、一昨年の4億3000万ユーロから28%も下がった。ボードゲームに限っても、9%減になったという。
売上が不振だった理由として、専門委員会は春、秋、冬と気候が温暖だったため、室内の娯楽が不人気だったことを挙げ、一昨年と比べて昨年がよすぎたため、今年は元に戻ったと見ている。一方、レゴ社が昨年秋に行ったアンケートでは、回答した家族の74%が、週に1時間以上ボードゲームを遊んでいると答えており、ボードゲーム自体が衰退したわけではないという。
buchreport:Bei Wärme wird wenig gewürfelt
Fachgruppe Spiel

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