ファミリーゲームズは2009年9月、九州地方初のボードゲーム専門店としてオープン。毎週土曜日の午後に店内で体験会を開いたり、学童保育やデイサービスなどでの出張ボードゲーム会を承ったりと地域密着型したボードゲームショップとして展開してきた。「九州ボードゲームフェスティバル」などのイベントに協賛し、広報にも力を入れている。
ブログからの新作情報発信も盛んで、輸入品から国産同人まで、新作を分かりやすく紹介してきたほか、テーマは夏休み中に遊んだボードゲームの感想や、旅行などで家族や友人とボードゲームを楽しんだ思い出などの感想文コンテストを実施。ほかのショップにはない独自の方向性を打ち出してきた。
閉店に至った経緯について、山口店長は「今の形のまま続けて行けないと判断した」としつつ、2年間の営業で知り合った愛好者も多く、ここで得られた知見を生かして今後もボドゲの普及に尽力したいという。
・ファミリーゲームズ閉店のお知らせ