2001年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、日本語版も発売されているタイル配置ゲーム『カルカソンヌ』。世界大会は2006年から毎年開かれ、昨年の第5回は25カ国の代表が参加した。第3回から、ドイツ代表のR.クエルフルト氏が3年連続優勝を果たしており、日本からも挑戦者が待たれている。
日本選手権は、日本語版の発売元であるメビウスゲームズが主催。JAGA日本ゲーム協会が運営を協力する。全て2人ゲームで予選を5回を行い、成績優秀者で準決勝・決勝を行う。チェスクロックを使用し、持ち時間は1人15分という、世界大会に準じたレギュレーション(『ゲームリンク』4号「最新ゲーム事情:ドイツのボードゲーム大会」参照)。
優勝者は、10月22日にドイツ・エッセン国際ゲーム祭で行われる第6回世界大会への出場権と、副賞として往復航空券・期間中の宿泊券が贈られる。
R.クエルフルト氏はインタビューで、「タイルの構成を全部覚えるのは基本。あとはBSWなどで練習あるのみ」と答えている。腕を鍛え、奮って参加しよう。
・メビウスゲームズ:カルカソンヌ日本選手権
・Spielzentrum Herne:Carcassonne Championship