新作の人気は『ドミニオン』が圧倒

ドイツのボードゲームサークル「胡椒袋(Die Pfeffersäcke)」が毎年この時期に行っている新作人気投票の結果が、ハンス・イム・グリュック社のホームページで発表された。対象となるのは昨年のエッセンから今年のニュルンベルクまで発売された2009年度の作品。
昨年1位の『ストーンエイジ』、一昨年1位の『ノートルダム』はともにドイツゲーム賞で2位に入っており、ここで挙げられたゲームは今年のドイツゲーム賞も上位に入りそうだ。
ダントツで1位となったのは『ドミニオン』。日本でも今月日本語版が発売され、さらに人気が広まろうとしている。今年のドイツゲーム賞はこれで決まりではないだろうか。またドイツ年間ゲーム大賞も、審査員の匙加減によるとはいえ、これだけの人気の広まりを審査員は無視できないだろう。『カルカソンヌ』(2001)か、それ以上の人気である。
投票者数・11位以下など詳細はまだ公表されていない。
【プフェファークーヘル2009】
1位:ドミニオン(Dominion) 236pt.
2位:ヴァルドラ(Valdora) 107pt.
3位:パンデミック(Pandemie) 54pt.
4位:フィンカ(Finca) 52pt.
5位:黄金の都市(Die goldene Stadt) 45pt.
6位:スモールワールド(Smallworld) 38pt.
7位:落穂の問題(Eine Frage der Ähre) 28pt.
8位:賽は投げられた(Alea iacta est) 27pt.
9位:ダイヤモンドクラブ(Diamands Club) 26pt.
10位:マオリ(Maori) 24pt.
Die Pfeffersäcke:Berichte
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