秋葉原水曜会 05/09/07
3週連続の参加となる水曜会。たいてい集まり始めるのは午後1時過ぎだが、用事のため午後0時到着で開店を待つ。ずーあーさんと約束していたためだった。放出ゲームをお買取いただいた後、ずーあーさん直輸入の新作2人ゲーム「フランケンシュタイン」を1プレイ。ずーあーさんと遊ぶ場合、ゲームが面白いのか、ずーあーさんが面白いのかよく分からないがいずれにせよ1時間たっぷりと楽しんだ。12時台はTRPGの方しかおらず、午後1時に2人だけで苦笑しながらお開き。そろそろ人が集まり始めた頃にこそこそと帰途に着いた。
フランケンシュタイン(Frankenstein / M.シャハト / ティンブクトゥ, 2005)
キーッ(扉を開ける音)
ようこそフランケンシュタイン博士の研究所へ。当実験室で保管しているものを使って、これから新しい生命体を作るからね、君も協力したまえよ。
まずビーカーに入っているものを覚えてもらおう。左から脳みそ、手、心臓、内臓、そして魚だ。しーっ!「どうして魚なんですか」なんて質問は無用だ。先週それを訊いたヤツはもうビーカーの中だからね、イーッシッシ!
さてやってきたイゴール君。新しい生命体に必要なセットは手―心臓―手とな。これを取ってきてくれたまえ。ビーカーは、研究所ではこんな風に整然と積まれておる。もちろん上から、崩さないように取らないとな。手と心臓と手…どこから持ってくるのが一番早いじゃろうな?
まず手をひとつ下ろして、それからまた上から4つ下ろして、最後に2つを横に取り除いてできあがり。キャー!(喜びの悲鳴)
ビーカーをずらすときのルールは、同じ段か下にさげるというだけ。ビーカーはホルマリン液が入っていて重いから、上にあげることはできないのだよ。ウガゴガ……
それから1つずらすのに1アクションかかる。1回の手番でできるのは3アクションまで。フランケンシュタイン博士とイゴール君は似たような組み合わせのセットをもっているから、あんまりだらだらやってると相手に取られてしまうぞ!ウッホホーイ!
なお、この研究所はフランケンシュタイン博士と助手のイゴール君だけで運営されておる。どちらかが先に5つのセットを作ったら勝ちだ。いちおう、フランケンシュタイン博士が先に始めるので有利な分、同じラウンドで終わったらイゴール君の勝利になることに決まっておる。フレーフレー、イゴール君!
食事の直前直後に遊ぶと吐き気を催す場合があります。ご注意ください。オエップ
昔はやった「倉庫番」というゲームを思い出すようなパズルゲーム。先攻後攻をかえて1勝1敗。好きなように並べ替えられる先攻有利と思いきや、後攻も挽回の余地がずいぶんある。シートを切り抜いて遊ばなければならないことを考えなければ、テーマ的にもシステム的にも面白いゲームだと思う。PC版があってもいい。