ゲームマーケット2012春、出展者決まる
5月13日に東京・浅草で開かれるゲームマーケットの出展団体が、7日発表された。出展者総数は過去最高の191団体。昨年春の140、昨年秋の146団体から大幅に増加した。
・ゲームマーケット2012春:出展ブース・ホールマップ
今回は初の3フロア開催で、4階が一般ブース、5階が大型ブース、6階がフリースペースとなる。人気同人サークルのみさき工房、操られ人形館、高天原、Hammer Works、OKAZU brand、カナイ製作所、遊星からのフリーキック、カワサキファクトリーなどと、中古ゲーム販売のナイトフライトシュピーレは4階に出展する。
5階はすごろくや、ホビージャパン、ゲームストアバネスト、テンデイズゲームズ、R&Rステーション、ジーピー、ドロッセルマイヤーズ、プレイスペース広島、New Games Orderなどの輸入代理店・ショップが主に出展するが、ワンドロー、オインクゲームズ、TANSANFABRIK、遊宝洞、グループSNE、冒険企画局などのメーカーも入っている。ブリッジ体験コーナーと、NPOゆうもあによるこどもゲームコーナーもある。
6階はフリープレイコーナーで、開場1時間後の11時から16時半まで利用できる。
出展団体の新作情報はホームページで順次公開されている。
『ロスト・テンプル』日本語版発売
『あやつり人形』の発売から11年、作者B.フェイドゥッティが昨秋のエッセン国際ゲーム祭で満を持してリメイクした。ホワイトゴブリンゲームズ社(オランダ)の製品で、『ホテルサモア』に続いて2作目の日本語版化となる。
探検隊チームが失われた古代の神殿を捜し求めて東南アジアのジャングルを探検する。自分の探検を助けてくれる能力をもつ9人のキャラクター・カードのうちから、ドラフトで1枚を選ぶ。目的は建物を作ることではなく、ゴールの神殿に真っ先に着くことだ。登場するキャラクターは『あやつり人形』より1つ多い10つ。1枚ずつ選んでから、順番にコールされ、そのキャラクターを選んだ人が行動する。
途中のマスではイベントが発生したり、足止めを食らったりすることも。また、キャラクターの能力を使うために宝石やナタが必要になる。『あやつり人形』より収束性を高め、現在のゲームシーンに呼応した。
・アークライトゲームズ:ロスト・テンプル完全日本語版