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姫路城の出世競争『白鷺城/ホワイト・キャッスル』日本語版、10月6日発売

CMONジャパンは10月6日、『白鷺城/ホワイト・キャッスル(The White Castle)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.サントス&I.センドレロ、イラスト:J.ガルディエット、1~4人用、12歳以上、80分、5940円(税込)。

デヴィル社(スペイン)が開発し10月に世界同時発売されるこのゲームは、白鷺城とも呼ばれる姫路城を舞台にした江戸時代の勢力争いを描く。ゲームデザインは『赤の大聖堂』『新幹線ゼロ系』のコンビだ。

寛延2年。江戸将軍家の老中首座として権勢をふるっていた上野前橋藩主・酒井忠恭は、移封によって播磨姫路藩主となった。そのため各藩は、酒井氏の機嫌をとろうと躍起となったのである。この麗しき姫路の白き城(別名・白鷺城)の、ありとあらゆる階層に同族の者を仕官させ、藩主忠恭に影響を与える必要があった。政治的な官職や、軍事的な称号のみならず、果ては庭園の面倒をつぶさにみる庭師に至るまで。

リソースマネージメント、ワーカープレイスメント、ダイスプレイスメントを組み合わせたゲームで、3ラウンドにわたって一族のメンバーを庭の手入れ、城の防衛、または貴族に派遣し、勝利点につなげる。

ゲームボードの姫路城はいくつかのエリアに分かれており、千畳敷の間にいる藩主に近づくように地位を上り詰めていく。池や庭園では庭師が手入れを行い、城壁と城の外側で、侍が見回る。3つの橋ではアクション実行に使う3種類のサイコロがストックされ、プレイヤーボードでは資源や追加のワーカーを管理する。

狡猾さ、臨機応変なリソースマネージメント、そして姫路城内での一族の配置が勝利への鍵。洗練されたシンプルなデザインで戦略的な奥深さが楽しめる。

内容物:カード 77枚、操練場タイル 8枚、ダイス・タイル 15枚、ダイス・タイル 15枚、一文銭 24枚、五文銭 8枚、家紋 20枚、+40/80点タイル 4枚、橋 3基、藩ボード 4枚、白鷺城ボード 1枚、侍コマ 20個、藩士コマ 20個、庭師コマ 20個、資源キューブ 12個、影響コマ 4個、白鷺コマ 4個、扇子コマ 4個、ラウンド・マーカー 1個、ダイス 15個

CMONジャパン:白鷺城/ホワイトキャッスル

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ダイスでトリックテイキング『ミノダイス』多言語版、9月26日発売

ホヌゲームズは9月26日、『ミノダイス(Mino Dice)』の日本語版を含む多言語版を発売する。ゲームデザイン:M.ラインドル、イラスト:W.ジル、3~6人用、8歳以上、30分、3300円(税込)。ボードゲーム大祭、アナログゲームフェスタ、Tokyo Spiel Festival 2023、北上尾フリーマーケットにて先行販売される。

ダイスを使ったビッド系トリックテイキングゲームで、『スカルキング:ダイスゲーム』(シュミット、2016年)をリメイクして2022年、プレイテ(韓国)から発売された。ホヌゲームズによる多言語版は『ポテトマン』に続いて2タイトル目。

1ラウンドはダイス1個、2ラウンドはダイス2個、3ラウンドは3個……というように袋からダイスを引いて、今回のラウンドで何回勝てるかをビッドする。ダイスは通常4色+特殊ダイス3種類(ミノタウロス、グリフィン、マーメイド)で、通常ダイスはマストフォロー。ダイスは出すときに振るので、不確実性が高い。

通常ダイスは数字勝負、特殊ダイスは三つ巴となっている。ビッド通りに勝てれば得点、はずれれば失点。特殊ダイスにはボーナスもある。規定ラウンドの総得点で勝敗を決める。

内容物:ダイス 36個、ダイススクリーン 6枚、布袋 1枚、スコア記録用紙、ルールブック(日、英、韓)各1部