3目並べたら負けの4目並べ『エッグ リリース・オブ・ヤバラス』12月上旬発売
自身もボードゲームデザイナーであるプログラマーのC.ブラウン氏が「LUDI」というAIを使ってデザインし、2007年に発表した『ヤバラス(Yabarath)』の製品版。ヘックスのボードを使った四目並べだが、3個並べてしまったら負けなので、2個と1個の間に1個入れて勝つというパターンを作る。
極限まで少ないルールで、展開の多様さと多すぎない選択肢、適度なプレイ時間が担保され、何回も遊びたくなるアブストラクトゲーム。アートワークは『六華』のKorokorodou Creative Teamが遊びやすさと色合いにこだわって制作した。
内容物:コマ 82個(黄31個、白31個、赤20個)、ボード:1枚
質問して3つの数字を推理『トライコーダ』日本語版、12月上旬発売
1985年にジャンボ社(オランダ)から発売されたランドルフ作品で、ダイスツリー(韓国)の2018年版に基づく日本語版。『ドメモ』のように、自分では見えない3つの数字を当てる推理ゲームだ。
数字タイルは1~7までで、数字の分だけ枚数がある。同じ数字でも色が異なるタイルもある。手番には山札からカードを引いて質問を読み、他のプレイヤーが答えたものをメモする。質問は23種類あり、「青の7と青以外の7はどちらが多いか?」「見えていないない数字はいくつある?」などで、答えを組み合わせることで自分の3つの数字がわかってくる。
3つの数字がわかったと思ったら発表して、正解すればコイン獲得。当たっても外れてもそのプレイヤーの数字がリセットされてゲームを続行し、3コイン獲得したプレイヤーが勝者となる。リセットするとそれまでの情報が変わり、難易度が上がる。『ドメモ』では物足りない推理好きに。
(写真は韓国語版)