ローゼンベルクのタイル&動物配置ゲーム『ニューヨークズー』日本語版、9月17日発売
ローゼンベルクがデザインし、フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)が今秋に発売する注目作。『パッチワーク』『コテージガーデン』系統のポリオミノ(テトリスのような多角形)タイル配置ゲームだ。動物園の運営者となり、動物を飼育するための土地を用意し、アトラクションを作って、動物園を完成させることを目指す。
手番には全員共通のコマを進め、止まったマスからタイルか動物のどちらかを獲得する。タイルはプレイヤーボード上に配置し、動物はタイル上に配置して、タイルのマスを埋めるとアトラクションタイルが獲得できる。配置した動物が2頭以上入ると、繁殖して動物が増えるので、それでタイルを埋めていこう。
自分の動物園の全てのマスにタイルを先に配置したプレイヤーが勝者となる。残りマスが狭まる終盤は、1~2マスを埋めるアトラクションが重要になるだろう。広いタイルから動物を埋めていくか、それとも狭いタイルからか、アトラクションも見据えた動物のマネージメントも重要となる。
明るく雰囲気のアートワークと、多彩な動物駒で華やかなコンポーネントのミドル級作品だ。
・テンデイズゲームズ:ニューヨークズー 日本語版
シュピール・デジタル’20:ツォッホ
ゲームデザイン・H.プンケ&T.プンケ、イラスト・O.フロイデンライヒ
手番にランダムに木の棒を1本受け取り、この棒を2つの柱の間に置いてつなぐ。木の棒を持つのはつなぐ2つの柱を決めてから。木の棒の長さと、柱の間隔を目視で推定し、うまくつなげたら自分のサプライから柱を出すことができる。こうして先に柱をなくしたプレイヤーが勝つ。
ゲームデザイン・C.G.ベルナルディーノ、イラスト・S.シャボー
特殊効果のある『ザ・マインド』。全員がチームとなり、お互いに喋らずに4色のカードをスート別に昇順に出す。出したカードが前のカードの数字のちょうど1つ上ならば、プレイしたプレイヤーにはさまざまな効果がある。この効果を上手に使って、できるだけたくさんのカードを出そう。
ゲームデザイン・B.アレン、2~4人用、10歳以上、60分。
2009年に同社から発売された宝探しゲームの拡張セット。基本ゲームでは宝がヤシの木の下や、小屋の隣や、森や山に隠されていた。今度はボードの上にそびえる火山から溶岩が流れ込む。こうして島の地形は常に代わっていく。溶岩が湖や川、浜辺に拡がるとお宝カードは場所を移動するなど、新しい意味を持つようになる。